2018年のANA運賃、アップグレード変更点まとめ 修行僧への影響は?

2018年度のANA運賃、アップグレード、マイレージに係る変更点をまとめました。

特に国内線において大きな変更点があります。

修行僧にとっては国際線の国内線区間でのマイル積算の改悪は大きい。プレミアムクラスのアップグレード方法が2日前から可能に、但し料金は路線や日にちよって変わる。特典航空券の販売日の拡大とか。WiFi無料も大きな点。

これらの変更はマイル修行僧、出張者、旅行者等立場によって変わってきますが基本は改悪になります。そんな変更点についてまとめてみました。

2018年度ANA国内線、国際線、特典航空券における変更点、注意点

国内線プレミアムクラス アップグレードの変更

国内線プレムアムクラスのアップグレード方法が変わります。

プレミアムクラスって?

国内線普通席の上の座席。プレミアム御膳と言われる食事が出る。マイル加算は125%。羽田那覇のプレミアムクラスは修行僧の定番。

こんな感じでシートも重厚感あり食事が出るクラスになります。

さて、そんなプレミアムクラスへのアップグレードについて。

今までは当日空席がある場合に一律9,000円でアップグレード可能でした。旅割75等の安い運賃で予約して早めに空港に行って当日アップグレードを狙う。特に羽田那覇線のPP単価はお得で修行僧にとっては効率の良い修行プランでした。

2018年4月1日搭乗分からは以下の通りに変更になります。
①搭乗2日前からホームページにて変更可能
②アップグレード料金は路線、申請日(2日前か当日)によって変わる。

アップグレード料金はクレジットカードまたはアップグレードポイントでの支払いになります。*アップグレードポイントは区間、日に関係なく一律4ポイント。

アップグレード料金の変更

今までは一律9,000円でした。4月1日以降は路線と申請日によって異なる。長距離線で値上げ、短距離線で値下げになります。長距離線を利用する修行僧にとっては痛手、短距離で利用する場合には使いやすくなります。

値上がりした主な路線は以下の通り。
羽田札幌14,000円(当日15,000円)、羽田大阪10,000円(当日11,000円)、羽田福岡14,000円(当日15,000円)、羽田那覇14,000円(当日15,000円)、大阪札幌14,000円(当日15,000円)、大阪那覇10,000円(当日11,000円)、名古屋札幌14,000円(当日15,000円)

最大5,000円(当日6,000円)の値上げになります。これは大きい。今後、気軽にプレミアムクラスへのアップグレードは出来なくなるでしょう。

値下がりした主な路線は以下の通り。
羽田函館7,000円(当日8,000円)、羽田岡山7,000円(当日8,000円)、羽田高松7,000円(当日8,000円)、大阪福岡7,000円(当日8,000円)、大阪熊本5,000円(当日6,000円)

地方路線で使う場合は値下げとなり利用しやすくなります。

尚、アップグレードポイントで支払う場合は搭乗日・受付日に拘わらず一律4ポイントと変更なし。

と言うことでプレミアムメンバーにとってはアップグレードポイントの価値が高まります。例えば羽田那覇14,000円(当日15,000円)が4ポイントなので2日前だと1ポイント3,500円の価値。最低1ポイント1,000円で交換できるので長距離線だとお得感が増します。

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マイル、プレミアムポイントについて

アップグレード時のマイル加算、プレミアムポイントはどうなるのか。

プレミアムポイントって?

翌年度のANAステータスを決めるポイント。マイルとは別に加算。ANAステータスはブロンズ、プラチナ、ダイヤモンドがある。

アップグレードした場合の計算方法は元々の積算率に50%を加えます。

例えば羽田那覇で旅割75(運賃種別7)でゴールドカード保有の場合、75%に50%を加え125%の加算率になります。

旅割75は片道で922マイル、1,476プレミアムポイントに

プレミアムクラスへアップグレードした場合は1,537マイルで、2,460プレミアムポイントへ。984プレミアムポイント違いがあります。これを今までは9,000円で獲得できたのが今後は14,000円(当日15,000円)必要。

今後お得かどうかについて例えば9月の羽田那覇。最安値が8,890円でプレミアムクラスが27,490円。差は18,600円。アップグレードしない方が単価的には良いでしょうね。但し、人気路線でアップグレードできない場合もあるのでプレミアムクラスを狙う場合は予め予約した方が無難な気がします。

プレミアムクラスを用いたSFC修行についてはこちらを参考にしてください。

2018年ANA SFC修行 国内線プレミアムクラスをおすすめする理由

注意事項

特典航空券でのアップグレードはマイルの積算はなし。
アップグレードポイントでのアップグレードは元々の運賃でのマイル積算。
アップグレードはクレジットカード、アップグレードポイントのみの支払い。
機内でのアップグレードは廃止に。

長距離で値上げとなったプレミアムクラスへのアップグレード。修行僧対策と同時に今まで安かった長距離線が適正価格に戻った、とも言えます。一方、ポイントでのアップグレードは一律4ポイントと変わらず、ANAプレミアムメンバーを優遇した形です。とは言え、長距離線では取りづらくなるでしょうね。ポイントは使えればラッキーくらいが良いかもしれません。

国際線における国内線のマイル積算率の変更

ANA国際線における国内線のマイル積算率の変更。

リンクはこちら。

ANA国際線の国内線マイル積算率の変更

これも完全な修行僧対策ですね。現在、どのクラスにおいても100%の加算ですが(ファーストクラスを除く運賃)2018年10月1日以降は国際線のブッキングクラスに応じて変更となります。

国内線ブッキングクラス 2018年9月30日まで 10月1日以降
F 150% 150%
A 100% 150%
Y、B、N 100% 100%
U、H、Q 100% 70%
V、W、S 100% 50%
L、K 100% 30%

例えば羽田からシンガポールを那覇発で。修行僧の定番である羽田線に那覇を加える。その他都市でも同じです。

9月28日の国内線はBで100%加算に。ANAゴールドカード保有の場合、羽田那覇は1,230マイル、1,968プレミアムポイントになります。

10月2日の国内線はWで50%加算に。ANAゴールドカード保有の場合、羽田那覇は615マイル、984プレミアムポイントになります。

往復で1,230マイル、1,968プレミアムポイントの差になります。

安いブッキングクラスや旅作の格安でプレミアムポイントを稼ぐ場合は大きな痛手となります。50%となると魅力は感じませんので、高い運賃、例えばプレミアムエコノミーを使った修行の価値が上がるでしょうね。従って、プレエコが今後取りづらくなったり、ANAプラチナ以上(SFC)の特典の一つである空席がある場合でのアップグレードはより難しくなるでしょうね。

2018年秋から運賃設定の変更

運賃設定が変わり予約・変更可能なANA FLEX運賃が355日前から予約可能になります。その他、ANA VALUE、ANA SUPER VALUEはダイヤが決定してからの予約になります。約一年前からの国内線予約とは凄いです。とは言え高い運賃での発売になるので使いづらい部分があります。

355日前から購入できる運賃は以下の通り。
ANA FLEX、ビジネスきっぷ、株主優待割引、プレミアム運賃、介護割引き、プレミアム株主優待割引等

詳しくはこちらにまとめています。

ANA国内線運賃が2018年秋から大幅改定!特典航空券は前日まで変更可能に

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特典航空券の取り扱いの変更

2018年10月28日搭乗分から変更へ。

現状、搭乗2か月前の9時30分までの予約だったのがダイヤ期間一斉販売で予約可能となります。ダイヤが決定している期間、例えば11月初旬だと3月後半まで予約可能になります。

現状ダイヤは以下の通りになっています。

①3月下旬から10月下旬(1月下旬に決定)
②10月下旬から3月下旬(8月下旬に決定)

ダイヤが決まれば半年先までの特典航空券の予約が可能になります。

予約・変更は搭乗日前日までと非常に柔軟に変更になります。有効期間は1年間。一方、搭乗日当日の前便への振り替えは不可となり改悪。予定が分からないのでとりあえず最終便で予約しよう、と出来なくなるので特典航空券の使い勝手は悪くなります。

詳しくはこちらにまとめています。

ANA国内線運賃が2018年秋から大幅改定!特典航空券は前日まで変更可能に

ANA国内線WiFiが無料へ

2018年4月1日から国内線WiFiが無料になりました。

待ちに待った無料化。早速使ってみることに。

意外と使える!が感想でした。WiFiに繋がるまでも速くなっていますし、速度も速くなり機内WiFiで先行していたJALとあまり変わらない、が正直なところ。

遅いのをイメージしていたので嬉しいサプライズ。機会があればぜひ利用してみてください。

ANA国内線WiFiが2018年4月1日から無料化へ 使ってみての感想

ソラチカルートの改悪 2018年4月1日から

ハピタスモッピー等のポイントサイトで貯めたポイントを90%でANAマイルに交換できたソラチカルートが改悪に。ANA直接の施策ではないですが衝撃的な出来事でした。

ANAマイルの貯め方について今後はLINEポイントやnimocaカードを使ったルートが主流になります。

ソラチカルート改悪後のANAマイルへの交換先について【まとめ】

陸マイラーにとっては衝撃的でしたが、今後マイルが貯められなくなる訳でなく、また今までは交換率が高すぎたとも言えます。

最高で81%の交換率になる訳ですから決して低いわけではありません。

まとめ

2018年のANA運賃、アップグレード等の変更点をまとめました。

基本的には改悪です。アップグレードの値上げ、国際線の国内線区間でのマイル積算率の変更と修行僧にとっては痛手。特典航空券が前日まで予約可能・変更ができる点は嬉しい改善ですが当日の前便への振り替えが改悪。予約可能な期間が広がることは一見良しですが取りづらくなることが予想されます。

制度が変わることは仕方なく今後はどう付き合っていくかになります。JALも同じく変更するのか。それも注目したいです。

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