JALマイルを貯める。移行率は80%!

ANAマイレージにとって改悪と改善の2019年。修行層目線で一年を振り返ってみたよ。

気が付けばもうすぐお正月。

早い、早い(笑)

忙しい師走はあっという間に過ぎてしまうので、12月半ばですが、2019年のANAマイレージ界について振り返ってみたいと思います。

今年も色々ありました。個人的に明るい一年だったと思います。そう思いたいのもありますが(笑)

2019年のANAに関する出来事をマイラー、修行僧目線でまとめてみました。

2019年ANAマイレージ界のニュースを勝手に厳選!

国内線で3,000マイルから利用できるトクたびマイル始まる

JALの『どこかにマイル』に対抗する形で4月にスタートした『トクたびマイル』

国内線は通常は片道5,000マイルから発券できますが、3,000マイルから利用できるキャンペーンです。

対象となる路線は開催週によって変わってきます。

JALは4つの選択肢の中からシステムで路線が決まるミステリーツアー的な面がありますが、『トクたびマイル』は自分で選ぶことができます。

そこが一番のJALとの違いです。

のりさん

8ヶ月経ってANAやるなぁ!そんな感想です。対象路線が楽しみ、そして、かなりお得。羽田札幌が3,000マイルもありました。

 

さて、気になる点が一つ。ホームページ上では『2019年度限定』とあります。

うーん、どうなんでしょう。この辺はどうにでもなりそうですが、2020年度も継続して欲しいキャンペーンです。

ANA「トクたびマイル」で国内線が3,000マイルから発券可。今週は羽田伊丹が対象!

エコノミー座席の一部有料化

ANA国際線のエコノミー席が一部有料になりました。特典航空券は対象外、今まで通り指定可能です。

ダイヤモンド、プラチナ会員も今まで通り指定可能ですが、SFC会員は有料になりました。

プラチナ会員とSFC会員の差を付けた形です。

座席指定の有料化は、外資系だと珍しくないですが、日系フルサービスキャリアでは初めてとなります。実質の値上げですね。

逆に言えば、ダイヤモンド、プラチナ会員の特典は増える形になるので改善です。

例えば、アジア往復窓際の良席を指定する場合、4,000円ほど必要なので、痛い出費になりそう。対策としては、早めに購入し早めに指定するくらいになります。

日本発 非常口 前方の窓側・通路側
欧州・北米・オセアニア 5,500円 2,500円
東南アジア 5,000円 2,000円
東アジア 4,500円 1,500円

 

今後、特典航空券で有料にならないことを祈るばかりです。

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ANAホノルル線 5月24日に就航

2019年5月24日、成田ホノルル線でファーストクラス設定の二階建て飛行機、エアバスA380が運行を開始しました。

エコノミー、プレミアムエコノミー、ビジネスクラス、ファーストクラスの4クラス設定です。

特典が解放された直後はファーストクラス、ビジネスクラスともに取り放題で私も確保していたのですが、用事で断念。

いつか乗りたい路線の一つです。

さて、エアバスA380が生産中止になりました。

アフターサービスは問題ないにしろ、今後利用する機会が年々減るであろうA380。

国内発で乗れるのは嬉しいですね。ホノルルの新ラウンジも評判が良いようです。

新ビジネスクラス The Room 誕生

2019年8月2日から羽田ロンドン線で運行開始した新ビジネスクラス。

『The Room』と言われる新ビジネスクラスはまるで部屋のよう。2019年のANAの目玉とも言えるシートです。

ファーストクラス設定のボーイング777-300ERなので、長距離用になります。

11月から羽田ニューヨーク線で運航開始、冬のスケジュールでフランクフルト線でも導入予定と利用するチャンスが増えてきます。

 

のりさん

ファーストクラスのようなビジネスクラス。ビジネスクラスならANAと言っても言い過ぎではなさそう。

 

個人的に一番乗ってみたいシートです。

ANAビジネスクラスの比較。新シートRoom(ルーム)は路線拡大中!

ANAマイルで減額キャンペーン

2019年は特典航空券の減額マイルキャンペーンが多く実施されました。

  • ニュージーランド航空の半額キャンペーン
  • チェンナイ線の半額キャンペーン
  • バンコク線の半額キャンペーン

 

チェンナイ線はビジネスクラスが往復3万マイルと衝撃でした。バンコク線も年末限定ながら、びっくりするキャンペーンでした。

新規就航が重なったこともありますが、最近、ANAはマイルを消費してもらうようなキャンペーンが多いです。利用する側としてはチャンスです。

新規就航相次ぐ

2月、オーストリアのウイーン、9月にオーストラリアのパース、10月にはインドのチェンナイ線が就航。2020年3月はロシアのウラジオストクが決定しています。

加えて、2020年3月は羽田空港の枠の拡大により路線が拡大します。

ヨーロッパだとミラノ、イスタンブール、ストックホルム。選択肢がかなり増えますね。

2020年はかなり楽しみ。個人的に行ったことがないイスタンブール、ミラノを狙っています。

プレミアムエコノミーへのアップグレード特典

2018年12月に発表になっていた内容ですが、9月にSFC以上での特典が廃止され、2020年3月までそれに代わるキャンペーンが始まりました。

4月からはアップグレード特典として、プレミアムエコノミーはマイルやアップグレードポイントを使ってアップグレードすることになります。

今まで無料で実施されていたプレミアムエコノミーへのアップグレードで、SFC特典が少なくなりました。

のりさん

私も何度か利用した特典で痛い変更となりましたが、実際の声を聞くと無料アップグレードを使ってなかった人も多いので、そこまで悲観する内容でないかも。人によりますね。

 

2019年、スーパーフライヤーズカード(SFC)の特典については、座席指定、プレミアムエコノミーへの無料アップグレードが大きな変更点となりました。

ANAスーパーフライヤーズカードを取って7年の感想。特典・メリット、2024年の対策まとめ。

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国内線が変わる。普通席にもモニター設置。

すでに一部の国内線で導入していましたが、国内線においても11月16日、新シートが導入されました。

ボーイング777‐200で導入され、今後ボーイング787‐8の国内線主力機の普通席においても順次モニターが設置されます。

こちらはエアバスA321のモニター。快適ですよ。機内で過ごす選択肢が一つ増えますね。

 

まだまだ導入路線は少ないですが、今後増えていきます。

時間に余裕があれば新機材を選んでみてください。例えば、ボーイング777‐200だとHPで『722』と表示されます。

12月、ソラチカルートの閉鎖

ANAマイルを貯める手段として、ANAマイラーの主力ルートだった『ソラチカルート』が事実上の封鎖となります。

メトロポイントからANAマイルに移行するルートですが、メトロポイントを効率的に稼ぐ手段がなくなりました。

ただ、個人的にあまり悲観的ではありません。現状、ポイントを75%でANAマイルに交換できる東急ルートが残っているので安心。

【最新】陸マイラーのANAマイルの貯め方、使い方まとめ。

 

改悪になれば次のルートが誕生する、陸マイラーの歴史があります。

とは言え、東急ルートもいつ変更になるか分からないので、貯めれる時に一気に貯め、そして使うのが良さそうです。

まとめ

2019年も色々ありました。

マイラーとしては、新規就航が増えたことでマイルを使うチャンスが増えたこと、12月に封鎖されるソラチカルートがビッグニュースでした。

修行層としては、上級会員向けの特典が減少した点が印象でした。座席指定の有料化は実質値上げとも言える変更でした。

マイル修行層って何?2020年ANA SFC修行についてはこちらを参考にしてください。

ANA SFC修行のメリット、注意点まとめ。伊丹、関空線でプレミアムポイント2倍スタート。

 

今後のANAの方向が見えてきますね。航空券の値上げもそうですが、修行層にとっては改悪と言える変更点が多い年でした。

 

2019年はどういった年でしたでしょうか?

のりさん

2020年は、羽田空港の枠の拡大、そして東京オリンピックとビッグイベントを控えています。色々なことが起こりそう。

 

個人的には減額マイルキャンペーンに期待したいです。東急ルートだと75%でポイントをANAマイルに交換可能です。マイルを使うチャンス。詳しくはこちらを参考にしてください。

【最新】陸マイラーのANAマイルの貯め方、使い方まとめ。

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