ANAビジネスクラスの比較 機材によってこれだけ違いあり。おすすめは?

ANAビジネスクラスは主に3タイプに分けられます。

スタッガードと言われる180度のフルフラットタイプはANA最新のビジネスクラス。ベッドにでき深夜便でも相当快適です。中長距離線で運行されています。

次にCRADLE(ゆりかご)と言われ主にアジアで使用されているシート。フルフラットではありませんが昼便なら殆ど気にならずに利用できるでしょう。深夜便だとスタッガードと比べると物足りないかもしれません。

上記2つが主ですがそれ以外にも幾つかタイプがあります。

航空券を発券する際の機材選びは重要です。アジアだと同じ路線でも違う機材での運行があり、機材によってシートは変わってきます。快適さが変わってきます。

2019年春からは成田ホノルル線で2階建てのA380が導入され新シートがお披露目されました。新シートを狙っている人も多いでしょう。

そんなANAビジネスクラスについて体験をふまえ、シートの違いを比較してみました。参考になれば嬉しいです。

ANAビジネスクラスの比較、違い、シート、路線、おすすめは?

ANA国際線の座席クラスについて

ANAビジネスクラスは国際線の全ての路線で採用されています。ファーストクラスはボーイング777‐300ERの1機種のみ。プレミアムエコノミーはボーイング777‐300ERと787-9と787-8の一部のみ。*2019年4月からは成田ホノルル線でファーストクラス設定のエアバスA380が導入されます。

ボーイング777‐300ERは4クラス制、787-9は3クラス制、787-8も3クラス(一部を除く)、エアバスA380は4クラス制となっていてそれ以外はビジネスクラスとエコノミークラスの2クラス制となっています。

余談ですが同じボーイング787‐9でも国際線仕様、国内線仕様があったり他の航空会社とレイアウトも違ってきます。仕様は様々です。

スタッガードシート 180度フルフラットタイプ

ANAビジネスクラスの最新型であるスタッガードシートはボーイング777-300ERとボーイング787-9、787‐8(一部)で採用されています。2019年4月から導入されるA380もフルフラットです。

ボーイング787は通称ドリームライナー。ANAはボーイング787の開発にも携わりローンチカスタマー(製造会社と共に新規開発に携わること)として、2004年に50機を発注、2011年に1号機を受領以来、2018年3月現在、63機を保有しています。中距離線でANAの柱として活躍している機材です。

以下はANAの保有機材を表したもの(ANA2017年度第三四半期決算書から)。最後にERが付いているのが海外仕様です。789は前年に比べて6機増えていますね。力を入れているのが分かります。尚、2019年春からハワイ線で二階建てのA380が導入されファーストクラスのある運行になります。

ANA機材計画

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スタッガード搭乗記 羽田からシドニーへ

羽田シドニー線はボーイング787-9が運航されています。789は2種類あるのですが、私が利用したのは以下。

ビジネスクラスは1‐2‐1で40席、プレミアムエコノミーは2‐3‐2で21席、エコノミークラスは3-3-3の154席、計215席。ビジネスクラスはジグザグになっています、これがスタッガード仕様です。

ボーイング787シートピッチ

元々はプレミアムエコノミーで発券していたのですがマイルを使ってアップグレードに成功しました。2016年の夏のこと。

初ビジネスクラスだったのでわくわく、どきどき、感動したのを覚えています。一番最初に乗り込んだので誰も居ず写真を撮りまくりました(笑)スタッガードは互い違いに配置したジグザグになっていてるシートです。座ると前に人が居ない設計になっています。

ANAスタッガード"

座ったのは10Aのシート。一人なら窓側が良いでしょう。2人なら中央の2つをとれば隣で話をすることができるのでおすすめです。10Aは窓からロールスロイス製エンジンが見える位置になります。

B789の10Aシート

アメニティ

スリッパ、ヘッドホン、アメニティ、毛布等。

国際線のアメニティ

アイマスクとか歯ブラシ、耳栓。ハンドクリーム、リップクリーム、フェイシャルミストはオーガニック製。

アメニティのハンドクリームとか

リモコン、コンセント、USB電源、読書用ライトとか。

ANA機材のコンセント他

ひじ掛け横に付いている装置でシートを調整するもの。サイドテーブルは大きく使いやすいです。

ANA機材のリモコン

機内食

お待ちかねの食事タイム。飲み物は、シャンパンを。酸味と香りが絶妙で洗練された味わいでした。シンプルに言えば飲みやすかったです。普段は嗜む程度にお酒を飲みますが機内だと1杯、2杯くらいでもういいや、ってなります。この日は嬉しくて何杯も飲んじゃいました(笑)

ANA国際線シャンパン

フォアグラとチキンのパテ、パイナップルのコンフィチュール、キアヌサラダとホタテのスモーク。絶品でした。

ANA国際線の前菜

メインはチキンのグリル。マスタード風味のソース。最高に旨かったです。

ANAビジネスクラスの機内食

パンとフルーツ。

ANA機内食のパン、フルーツ

間食用の食事もあるので好きな時に注文することが可能。ANAだと一風堂のラーメンが人気ですね。

ANA機内食間食用

フルフラットにしてみる

腹いっぱいの後は眠るのに最適。通常の足元はこんな感じ。やはり広いです。

B789シートの足元

180度フラットにしてみました。(別便で撮影)感想は快適の一言、スタッガードの威力を確認できました。フルフラットについては殆どの航空会社で採用しているシートでビジネスクラスの一番の魅力となっています。深夜便でも疲れないのが良いところ。

180度のフルフラットシート

夢から覚めた後は朝になっていました。

飛行機の窓から見た風景

スタッガード搭載のボーイング777-300ER、789、788は中長距離線で運行されています。アジア・オセアニアだとバンコク、シンガポール、ジャカルタ、クアラルンプール(一部を除く)、シドニー等で運行されています。アジアだとスタッガードタイプでない場合もあるので注意してください。感想は快適の一言。深夜便だと勿体ないので昼便で乗って楽しみたいです。

例えば東京バンコクだと2018年6月1日から6便体制になるのですが789のスタッガードが全てではありません。788と789あるので注意してください。789の方が人気があるので取りづらくなります。

ANAバンコク線運行

CRADLEタイプ

台北羽田線で利用しました。近距離アジア線、台湾、香港、中国で採用。

ボーイング787-8でCRADLEタイプになります。787‐8の一部ではスタッガードタイプのビジネスクラスになっています。アジアだとこの型が多いでしょうか。

CRADLEタイプ

ビジネスクラスは2-2-2の42席となっています。エコノミーは3-3-3で198席で計240席でプレミアムエコノミーの設定はなし。

ANA787-8シートピッチ

さて、中へ。

ANAのCRADLE機内

導入からあまり時間が経っていない機材だったので、シートも新しかったです。左右の窓側を除けば直接通路に出ることが可能。足元は150センチとゆとりあり、窓側でも問題なく通路にでることができるでしょう。ディバイダーがあるのでプライベート感覚もあります。

ANAビジネスクラスのシート

サイドテーブルはこんな感じ。隣の人と共有でコップを一つおけるくらいのスペースです。 コンセント、USBポート、リクライニングのボタンが設置されています。

ANAのCクラスサードテーブル

シャンパン1杯飲んで、後はソフトドリンク、コーヒーにチェンジしました。

ビジネスクラスでシャンパン

機内食は和食を選択しました。

ビジネスクラスで和食

最近は洋食より和食を好みますね。美味しく頂きました、シェイシェイ。

Cクラスの和食

寝ようと思ってシートを倒してみました。CRADLEはゆりかごのこと。ゆりかごの様な心地よさの提供がコンセプトです。フットレストは4段階に調整可能。180度にはできませんが昼便なら問題ないでしょう。深夜便の場合、スタッガードと比べると快適さは低くなります。とは言え、エコノミー、プレミアムエコノミーに比べると相当快適です。

CRADLEを倒してみる

CRADLEはボーイング767-300ERの202席、ボーイング787-8の240席のタイプで採用されています。

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その他、ボーイング767‐300ER、NEO

成田から中国の厦門に行った際に利用。ボーイング767‐300ERで旧型のビジネスクラスです。

ビジネスクラスは2-1-2の35席となっています。エコノミーは2-3-2で179席で計214席でプレミアムエコノミーの設定はなし。

ANA旧型のビジネスクラス

2‐1‐2のビジネスクラス。エコノミーに比べ2席分の幅の余裕があります。見た目古いですね、旧型!って感じがします。

2-1-2配列のビジネスクラス

ヘッドレストは調整可能で寝る際に便利。ディバイダーはないのでプライベート感覚はありません。足元は広いので隣の人に気兼ねなく通路にでることができそうです。

旧型ビジネスクラスのシート

足元はこんな感じで広いです。やはりビジネスクラス、快適です。

ANA767Cクラスのシートピッチ

成田空港を出発。

上空から見た成田空港

シャンパンでかんぱーい。

飛行機でシャンパンを飲む

2時間半のフライトであまり期待していなかったのですがしっかりとした食事で満足でした。ローストビーフが美味しかったです。

機内食でローストビーフを食べる

旧型ですが時間も短く昼便だったのでゆっくりできて楽しめました。今回は乗り継ぎだったので機材は重要視しておらずエコノミーにしようと思っていたのですが直前で空きがなくビジネスクラスにしました。満足なフライトでしたが短距離なのでエコノミーで十分が個人的な感想です。

その他、エアバスA320neoのビジネスクラスを国内線で利用しました。アップグレードポイントを使って普通席からプレミアムクラスにアップグレードしたのですが、最新のA320neoと言うことで嬉しかったですね。このように国際線機材が国内線で利用できることも多くありおすすめです。

A320neoビジネスクラス

ディバイダーありフットレスト、レッグレストは調整可能、シートピッチは127センチとゆとりあり、PC電源、USBポートあり。このタイプはまた利用したいですね。相当快適でしたよ。

詳しくはこちらにまとめているので参考にしてください。

ANA A320neoプレミアムクラス アップグレードポイントを使って体験!

2019年から成田ホノルル線で2階建てA380が導入

2019年春から成田ホノルル線で二階建てA380が導入されます。デザインは応募でウミガメをコンセプトにした塗装に決定しています。可愛いですね(笑)3機ともデザインが違います。

ANAのA380機材

2018年4月25日、シートが発表になりました。ファーストクラス8席、ビジネスクラス56席、プレミアムエコノミー73席、エコノミークラス383席の4クラス制。全520席。JALの牙城のホノルル線で世界最大2階建てのA380は注目となっています。

ANAa380シート

ビジネスクラスは1‐2‐1でフルフラット。カップルシートは以下の通り隣に超近いシートです。ホノルル線と言うことで1人ではなくカップル、家族用に対応した形と言えるでしょう。

a380ビジネスクラス

18インチのタッチパネル式の液晶モニター。

ビジネスクラスのモニター

2019年春から運行予定のA380ビジネスクラス。こちらも乗ってみたいなあ。

ANAホノルル線導入のA380ってどんな機​材?ファーストクラスがある2階建て飛行機

ビジネスクラス利用で受けられる空港サービス

優先チェックイン(ビジネスクラスカウンター)、優先保安検査場(一部の空港)、手荷物優先サービスを受けられます。

こちらは羽田空港国際線の優先チェックインカウンター。

羽田のANA優先チェックインカウンター

そして優先保安検査場へ。空いていてスムーズに出国検査に向かうことが可能。ビジネスクラス搭乗以外にも、スターアライアンス・ゴールドメンバー、その他航空会社での上級会員用の保安検査場です。

優先保安検査場

出発前はANAラウンジで。

羽田空港ANAラウンジ

ビジネスクラス、プレミアムエコノミー搭乗時、ANAプラチナ以上(SFCを含む)、スターアライアンス・ゴールドメンバーでで国際線ANAラウンジが利用可能です。出発のひと時をお酒を飲んだりワイワイ話をしたり或いはコーヒーを飲みながら読書とか。時間つぶしにも最適です。

国際線ANAラウンジについてはこちらにまとめているので参考にしてください。

国際線ANAラウンジはこんなところ 利用方法、アクセスまとめ

国内の空港だけでなく世界のスターアライアンスの空港利用が可能です。

香港だとこんな感じ。どのラウンジを使ってもOKです。

香港空港のスターアライアンス・ラウンジの全て アクセス、利用方法について

荷物にプライオリティタグをつけてもらえます。現地到着後、スムーズな荷物の受け取りが可能です。

スタアラのプライオリティタグ

まとめ

ANAビジネスクラスを紹介しました。

機材によって違いがあります。運行路線についてはスケジュールによって変わってくるので予約する前に確認してみてください。

私の感想として快適さで言えば、スタッガード⇒neo⇒CRADLE⇒その他になります。neoは運用機材は少ないので乗る機会はあまりないでしょうか。

ANA最新のビジネスクラスはスタッガードで180度フルフラットにできるタイプ。アジアの中距離だと運行されていない便があり、スタッガードを選択したいですが、時間の都合もありますし、またスタッガードは人気があるので取りづらくなります。空席待ちにする等してスタッガードを選択することも一つ。

スタッガードタイプの機材はプレミアムエコノミーが設定されています。エコノミーとビジネスの中間に位置するシートです。ANAプラチナ以上(SFCを含む)だとチェックイン時に空きがあればアップグレードされることがプレミアム会員の特典の一つでしたが、最近は運用が変わってきてアップグレードされる率は低くなっているようです。この辺、アップグレードされればラッキーくらいに思っておいた方が良いでしょうね。

この2年でマイルを貯めて乗る機会が増えたのですがこうしてみるとよく乗っているなあと自分でも思います(笑)ANAビジネスクラスの中でもスタッガードは快適。中距離でも勿体ないくらいなので欧米の長距離で今度は乗りたいですね。

バンクーバー線で利用した時は流氷が見れて違う意味で良い体験でした。CAさんもこんなはっきりと流氷を見たのは初めて!と驚いていました。

ANAビジネスクラスでバンクーバーへ スタッガード搭乗記

さて、ファーストクラス設定のない路線でボーイング777-300ERが機材繰りの関係で運行されていることがあります。
2018年3月現在だと羽田上海で。ファーストクラスのサービスは受けることができませんが、アップグレードされればシートだけでもファーストクラスを体験できるのでお勧めです。上海の次は香港の様なので機会あれば利用してみてください。

ビジネスクラスでファーストクラスのシートを体験、座席の違い、アップグレード方法について

7 Comments

ちゃっぴー

はじめまして。いつもブログを参考にさせていただいております。昨年の11月からANAのマイルを貯めるべくポイントサイト活用を始めました。まだまだわからない事ばかりで、のりさんのような偉大なマイラーさんのブログを拝見し日々勉強しております。ひとつ質問をさせて頂きたいのですが、効率よくPPポイントを稼ぐべく、ANAのスーパーセールを利用してみたいと思っておりますが、セール時期は3月と9月なのでしょうか?もしご存知でしたらご教示頂けると幸いです。これからもこちらのサイトで勉強させて頂きます!

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のりさん

コメントありがとうございます。スーパーセールは半年に一度ですが通常のセールは毎月の様に開催されています。以前に比べ渋くなってきましたがお得案件ありセールはおすすめです。近いうちに通常セールは出ると思うので確認してみてください。いつでもコメントしてください。

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dadong

737のビジネスクラスは国内線プレミアムクラスのまんまですが、こじんまりとしていて快適です。

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のりさん

コメントありがとうございます。はい、快適ですよね~ スタッガードには敵いませんがフライト楽しめます。

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ちゃっぴー

のりさん
情報ありがとうございます。陸マイラーを昨年11月に初めて早五カ月経ちましたが、まだまだわからない事ばっかりです(´;ω;`)ウゥゥ
最大の悩みどころは先にSFC修行をすべきかどうかです。ソラチカルートの改悪があった今、SFC取得についても改悪などでこれまで以上に難しくなるかもしれないことが考えられるので、今年中に自己資金の持ち出しをしてでも、修行すべきかどうかが悩みどころです。
手持ちのマイルが約11万マイル、今後三カ月にソラチカルートで月18,000マイル×3カ月で54,000マイル、それ以降はマイル生活で順調に稼げればいいのですが、先の事は読めません・・・
ただSFC修行をしたいなと思った理由にビジネスクラスの特典航空券が平会員より取りやすいといった理由からなのですが、平会員でも来年の二月、三月であれば現時点も空席があるようなので、予定さえ調整出来れば、平会員でもビジネスクラスのチケットをとれる可能性があることがわかり、どうしようか物凄くなやんでおります。
今年はじっくりマイルを貯めて、来年早々に修行僧に出家するのがベストなのかもしれませんが、SFC改悪にならない事を願うばかりです。

これからものりさんのブログ楽しみに拝見させて頂きまます♪

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のりさん

修行をどうするかは迷いますよね、私も始めそうでした。ソラチカ改悪で貯めにくくなるのは事実です。各ポイントサイトは色々な対策を打ってくると思うので4月以降要注目ですが。ちゃっぴーさん希望の冬の時期であれば欧米含めて空きが多く平会員でも取りやすいです。私も時期をずらすのを考えてりしています。またマイルをスカイコインに変えて旅作ツアーの選択肢もあるので特典航空券の枠だけをみるとSFCの必要性は低くなるのではと思います。改悪、マイル、その他で色々考えることが多いですよね。じっくり考えて結論を出して頂ければと思います。いつでもコメントしてください^^

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ちゃっぴー

のりさん
お返事ありがとうございます。実績のある先駆者からのアドバイスは何よりも信用に値します♪
時の運に任せてしばらく様子見してみようかと思います。
これからものりさんの情報発信楽しみにしております!

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