ANAとJALどっちがおすすめ? 国内線での違いをまとめてみました 

ANAとJALってどちらが良いの?おすすめはどっち?

機内のレイアウトは航空会社が独自で決めています。加えて、運航路線、機内サービス、加算マイル、そして会社の風土もあり、違う点は多いです。

例えば国内線の座席クラス。ANAは普通席とプレミアムクラスの2つ、JALは普通席、クラスJファーストクラスの3つ用意しています。全然違いますよね。

ANA プレミアムクラス 普通席
JAL ファーストクラス クラスJ 普通席

今回、意外に多いANAとJALの違いについてまとめてみることにしました。

少しでも参考になれば嬉しいです。

JALとANAの違いを徹底比較 座席、路線、マイルの比較、どちらが人気?

運行路線について

先ずは運行路線について。

どっちが多いの? どっちが利用しやすい?

結論を言えば路線の数は地方を網羅しているJALが多いです。
ただ使い勝手が良いかどうかは別の話になってきます。

JALは日本トランスオーシャン航空、日本エアコミューター、琉球エアコミューター等とコードシェア(共同運航)しANAが飛ばない離島へ運航しています。 奄美や沖縄周辺の離島に行く場合はJALが良いですね。ANAは石垣、宮古島へは飛んでいますがその他離島へは飛んでいません。

その他、まんべんなく地方に運航していて、例えば、山形、松本はJALのみとなっています。2018年2月現在で発着空港はこんな感じです。

JAL就航都市

一方のANA。

JALに比べて路線は少ない。とは言え、もちろん主要空港はカバーしているので、離島以外であればそこまで気にする必要はりません。

また羽田から新千歳や福岡等へはエアドゥやスターフライヤーとコードシェア(共同運航)しているので便数が多くなります。従って、羽田からそうした大都市に向かう場合はANAの方が便が多く時間に融通が利きます。

ANAの路線は以下の通り。

ANA就航都市

路線で大事 コードシェアって?

コードシェアって?シンプルに言えば共同運航です。

例えばエアドゥ。北海道の航空会社です。ANAで予約するとANA便として扱われANAマイルも加算されます。一方、エアドゥで予約するとエアドゥ便として扱われANAマイルは加算されません。

コードシェアは双方の航空会社にとってメリットがあり、例えば今回の例で言えばANAは路線拡大、運航便の拡大につながり、一方エアドゥは座席の販売をANAに委託、結果、売り上げ増につながることになります。

エアドゥ機材

こちらはエアドゥ。ANAから予約したのでANA便として搭乗しました。

エアドゥで羽田から札幌へ そして機内販売を買ってみた【搭乗記】

まとめ

JALは離島に飛んでいる日本トランスオーシャン航空、日本エアコミューター等とコードシェアしている一方、ANAは北海道や九州に強いエアドゥやスターフライヤーとコードシェアしています。

結果、離島その他地方だとJALが強く、大きな都市だとANAが強い、そういう構図が出来てくるわけです。

羽田から主要都市だとANAが便利、地方都市だと地域によってJALが良い、そんな感じになります。

普通席について

普通席についてはほとんど違いはありません。JAL・ANA共に国内線での標準シートピッチ(足元)は79センチ になり普通席であれば基本同じです。ちなみに、LCCが71センチ、スターフライヤーが91センチとなります。

ただJALはクラスJと言われるシート(普通席の一つ上)があります。

JALのクラスJ

JALには普通席の運賃に1,000円プラスすると座れるクラスJがあります。
シートピッチは97センチと国内線では断トツ、圧倒的にゆとりがあります。

左がクラスJで右がANA普通席。クラスJはひじかけを見ても全然違いますね。
加えて、クラスJのネックレストは動かすことで首を固定できるので、寝るのにも最適。加算マイルも10%上乗せされるので例えば羽田ー那覇等、長距離になればなるほど1,000円の価値は高いです。

JALとANAのシートを比較

普通席で予約をしていても当日空席があれば座席のアップグレードが可能です。繁忙期以外なら空いていることも多いのでチェックイン時に可能かどうか聞いてみてください。

地方空港なら空きがあることが多く当日チェックインカウンターで募集していたり、アナウンスされていることもあるのでぜひ利用してみてください。

特典航空券でも1,000円でアップグレード可能、但しマイルの加算は無し。

クラスJがあるので普通席のシートについてはJALに軍配は間違いないです。

ファーストクラスとプレミアムクラス

JAL・ANAともに普通席の上のクラスを設けています。

国際線で言えばビジネスクラス並みのサービスを提供するシート。

ANAはプレミアムクラス、JALはファーストクラス。路線によって、或いは早目の予約によって随分お得に購入することもできますので、特別な日に乗ろうとか、仕事頑張ったから乗ろうとか、色んな利用の仕方があるでしょう。

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JAL国内線ファーストクラス

国内線の運賃にプラス8,000円で利用可能。区間マイルの50%が加算されます。導入路線は羽田-福岡、札幌、伊丹、那覇。

また優先チェックインやラウンジ利用の特典があります。羽田・新千歳・伊丹・福岡・那覇では最上級ラウンジであるダイヤモンド・プレミアラウンジが利用できます。搭乗だけではなくこうしたラウンジが利用できるのは大きな利点です。早めに行ってラウンジでゆっくり過ごすのも魅力です。

JALダイヤモンドラウンジ

新千歳空港でダイヤモンドプレミア・ラウンジを利用しました。通常のJALラウンジとの違いは食事・お酒の多さになります。ファーストクラス搭乗により機内だけでなく地上でもこうして違うサービスを受けることができます。

機内食は路線や季節によって変わってきます。
シャンパンを飲みながら食事、優雅で良いですね。

JAL国内線ファーストクラスの機内食

シーズンによっては2万円以下で予約ができるので、価格を度々チェックしてみてはいかがでしょう。私も伊丹羽田線で1万数千円で予約をしました。搭乗だけでなく羽田のダイヤモンドラウンジを楽しめる予定を組んでみたいですね。

尚、JALファーストクラスは幻の焼酎と言われる『森伊蔵』を飲むことができます。もちろん、何杯飲んでも無料です。お酒好きにはたまりません。

当日空席があれば8,000円でアップグレードも可能。特典航空券でもOK。

興味のある人は聞いてみてください。手続きは空港カウンターにて。

ANAプレミアムクラス

優先チェックインや搭乗前のラウンジ(ANAラウンジ)を利用することができます。導入路線はJALに比べて圧倒的に多いので利用しやすく価格も1~2万円で利用可能な路線もあるので、使い勝手はANAのプレミアムクラスが良いでしょう。

シートについてはJALファーストと同程度(少し落ちます)、
食事・ドリンクに関してはJAL。あくまで個人的な感想です。

ANA国内線プレミアムクラス

プレミアムクラスやJAL国内線のファーストクラスの良い点は航空会社のステータスを体験できるという点があります。航空会社は自社の会員に対しステータスを設けていて、チェックインから搭乗後の荷物受取までについてステータス会員を優遇しています。そのサービスを体験することで、ステータスの一つであるANAのSFCやJALのJGCを取ろうとしている人にとっては体験できる良い機会です。

まとめとしては、食事・ラウンジ(羽田でダイヤラウンジが体験できるので)が良いのはJAL、安く利用しやすいのはANAということになります。

たまに価格をチェックし安いところを狙って体験するのも良いかもしれませんし、当日アップグレードも可能なので、チェックイン時に申請してみてはいかがでしょう。

空港ラウンジ

空港には航空会社が運営するラウンジがあります。(全ての空港にはない)
出発前のひと時をのんびり過ごすことができます。出発前の待合室の様なものです。

航空会社のラウンジは生ビールを含めたアルコールは無料ですし、使い勝手が良いことに間違いはなく、どちらが良いかは好みによるでしょうね。私はJALの方がシックな感じで好きです。それぞれの設置空港は以下のとおり。

JALラウンジ

新千歳空港、羽田空港、伊丹空港、福岡空港、那覇空港(以上はダイヤモンドラウンジがあり)仙台空港、成田空港、小松飛行場  、関西国際空港 、広島空港 、松山空港、鹿児島空港 、熊本空港

ANAラウンジ

那覇空港 羽田空港、伊丹空港、新千歳空港(以上はスイートラウンジがあり)、仙台空港 、成田空港  、小松飛行場、関西国際空港、岡山空港、広島空港 、松山空港 、福岡空港 、鹿児島空港、熊本空港

利用条件としてはANAもJALも一定のステータスになる必要がありますが、有償での利用が可能なので一度体験するのも良いかもしれません。私も有償でJALサクララウンジを体験してみましたが、びっくりするほど良かったです。

伊丹空港のANAラウンジはこんなところです。
生ビールを含むアルコールにソフトドリンク各種、食べ物は軽食程度です。

伊丹空港のANAラウンジ

国内線については航空会社が運営するラウンジ以外にクレジットカードで利用できるラウンジもあります。こちらは対象となるクレジットカードを持つことで利用できるので、利用しやすいです。対象となるクレジットカードはゴールドカード以上。年会費も数千円のカードがあるので魅力です。

マイル加算

どちらが多くのマイルを貯めることができるのか?

マイルについてはそれぞれ使い方が違ってくるので一概に比較はできないですが、参考までに羽田那覇線で調べてみました。

ANAもJALも通常会員とプラチナステータスで、ゴールドカード保有で調べました。飛行距離はもちろん同じなのであまり変わらないですね。例えば、通常会員でのANAプレミアムクラスで1,537マイル、JALファーストクラスで1,538マイル。

ANA 旅割・特割 プレミアムクラス
通常会員 922 1,537
ANAプラチナ 1,439 2,398
JAL 先得・特便 先得・特便クラスJ ファーストクラス
通常会員 923 1,045 1,538
通常会員先得ツアープレミアム 1,169 1,291 1,784
JALサファイヤ 1,513 1,717 2,522

マイルに関してはどちらのマイルを貯めているかによって変わって来るので、加算マイルが多い少ないだけでは何とも言えないですが、貯めにくいJALマイルは搭乗で貯める、なんてことでも良い訳ですし、JALの方が貯まるでしょうね。

さて、マイルに関して。ANAマイルもJALマイルも搭乗で貯まりますがそれ以外で貯める方法があります。ずばりポイントサイトです。ポイントサイトでポイントを貯めマイルに交換する、そんな流れです。

私自身、ANAマイルは年20万マイル以上貯めています。例えばクレジットカードの決済だけでは年20万マイルは中々貯まりません。各種ポイントサイトでポイントを貯めて、マイルに交換しています。貯まれば面白いですよ。

JALマイルはモッピールートが誕生し劇的に貯め易くなりました。マイルを貯めればeJALポイントに変えて航空券の購入も可能ですし、ビジネスクラス、ファーストクラスも夢ではなくなります。

手荷物について

機内持ち込みについては双方同じです。
身の回り品1個と下記の条件で1個の計2個。総重量は10キロ以内。
100席以上の飛行機の場合は3辺の合計が115センチ以内(55×45×25)
100席以下の飛行機の場合は3辺の合計が100センチ以内(45×35×20)

基本100席以上が多いです。

尚、保安検査で規定以内かチェックされるので注意してください。

空港の保安検査

預入荷物の違い

預入荷物はANAもJALも普通席で20キロ以内と同じですが荷物の大きさに違いあり。

JALだと50センチ×60センチ×120センチで230センチ以内。
ANAだとA×B×Cが203センチ以内。

空港の預け入れ荷物

預入荷物は幅が広くなるJALが良さそうです。尚、重量その他については飛行機の機種、搭乗クラス、ステータスによって変わってきます。

機内エンターテインメント

WiFi、機内番組、オーディオプログラムが月替わりで楽しめます。

機内番組、オーディオの違い

これは完全に好みになるでしょうね(笑)とある月のオーディオメニューはANAの方が往年のヒットソングをそろえてる?感じでしょうか。とは言え、どちらもJポップ、洋楽、落語に演歌。幅広い年代で楽しめるラインナップです。

ANA機内オーディオ

Hot Hits Selection、SOOTHING JAZZ FROM CONCORD MUSIC GROUP、JUJU Special、キッズソング・ヒットパレード、Around the 80’s~あの頃のJ-POP~
全日空寄席、旅するクラシック

JAL機内オーディオ

ソフト&スムース、クラシック、こどものうた、日本の歌、JAL名人会 、Jポップ・トゥデイ、 Pop Groove、JALスペシャル、ラジオ放送

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機内Wi-Fiの違い

2017年6月からJALは期間限定だったWiFi無料を今後も継続して無料にすることになりました。これは凄いです。ただ利用者が増えてくる分、スピードは落ちてくるかなと思いますが便利なのは間違いありません。

JALアプリから登録しておくと便利です。一度試しに使ってみてください。

JALのWiFi

2018年4月1日からJALを追うようにANAも完全無料化へ。

ANA国内線WiFiが2018年4月1日から無料化へ 使ってみての感想

Wi-Fi独自の無料コンテンツもあるので、暇つぶしには良いでしょう。

ちなみにANAとJALのwifiのスピードですが、当初はJALが圧勝だったのですが、無料化になったANAwifiを使ってみたのですが、以前に比べて大分早くなってきています。裏で相当改善してきている印象です。

と言うことでwifiに関しては互角でしょうか。

JALには都道府県シールがある

ちょっとした機内サービス。機内でCAさんにシールを貰うことができます。CAさん(JAL)との距離が近くなる感じがしますし独自のサービスが嬉しいです。

JAL国内線に乗ると都道府県シールが希望者限定でもらえます。

JALに乗る機会があればぜひCAさんに声をかけてみてください。CAさんにゆかりのある都道府県(必ずしも出身ではない)が貰えます。切手の様になっていて県ごとに絵が違います。集めてみるのも面白いと思いますよ。2019年3月31日までのサービス。

JAL国内線の都道府県シール

上級会員制度

ANAとJALともに上級会員制度があり乗れば乗るほどマイルとは別のステータスポイントが貯まりステータスが上がって様々な特典を受けることが可能。

ANAのステータス

ANAのステータスはブロンズ、プラチナダイヤモンドとなっています。プラチナ会員以上で空港ラウンジの利用、ANAが加盟するスターアライアンスのゴールド会員となり優先チェックイン、手荷物優先等の特典があります。

ANAステータスの種類

プラチナになるとクレジットカードの年会費を払い続ける限り半永久的に特典を享受できるスーパーフライヤーズカードの申し込みが可能になります。

JALのステータス

JALのステータスはクリスタルサファイヤ、JGCプレミア、ダイヤモンドの4つ。サファイヤ以上で空港ラウンジの利用、JALが加盟するワンワールド・サファイヤになり優先チェックイン、手荷物優先等の特典があります。

JALステータスの種類

サファイヤになるとこちらもクレジットカードの年会費を払い続け津限り半永久的に特典を享受できるJALグローバルクラブ(JGC)に入会することができます。

まとめ

ANAとJALの上級会員制度については特典はほぼ同じ。どちらの飛行機を利用するかによって良し悪しが変わってくるでしょう。ちなみに上級会員になると、優先チェックイン、優先搭乗、空港ラウンジの利用、手荷物優先、ボーナスマイル等の特典があります。

時間短縮に繋がりますし空港ラウンジでは出発前の時間をコーヒーを飲んだりビールを飲んだり話をしたり、思い思いに過ごすことが可能です。

航空券の予約方法

航空券の予約方法についてはJALに軍配です。運賃自体は大差ありませんが予約方法で違いがあります。JALは楽天リーベイツを通すことでポイント還元される仕組みがあります。楽天リーベイツとは文字通り楽天の関連会社。国内線は1%(2018年4月28日現在)還元されます。限定ポイントではない楽天ポイントなので使い勝手抜群ですよ。

楽天リーベイツで還元

楽天リーベイツは楽天とリンクするだけで登録可能。登録後『JAL』と検索しその後JALホームページに進み通常通り予約するだけです。購入の際には楽天リーベイツを通すのを忘れないようにしてくだい。

www.rebates.jp

さいごにまとめ

ANAとJALどっちが良いか?

まとめるとこんな感じです。

ANAの方が良いところ・・羽田からの主要都市だとJALに比べ便数が多い。プレミアムクラスが安く導入路線も多いので使い勝手が良い。

JALの方が良いところ・・普通席は1000円プラスするだけで利用できるクラスJがあるので、相当快適。離島その他地方都市を網羅している。

個人的にはクラスJのあるJALが好みです。普通席に比べて圧倒的にゆとりのあるシートは魅力です。モッピールートが誕生しJALマイルが貯め易くなったのも尚良し。

雰囲気、サービス、その他で違いは多くみられます。乗り比べをして比較するのも面白いです。

ANAとJALどっちが良いですか?

2 Comments

Yoshiyuki

ANA派でしたが最近サービスと機内の演出でJAL派になりました、JALは旅行の始まりの演出がすごいドラマティックでした機内照明も時間によって変わったり、夜間飛行は夜景が見やすく機内暗くなり感動しました。
ANAは業務的にサービスだと思いました。

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norikun2016

yoshiyukiさん、確かに、夜間の夜景については確かにJALの方が良いですね。全然違います。途中の機長の挨拶も違って来たり。それぞれ良いところがあるのですが、やはり違いが生じてきますよね~ 

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