JALマイルを貯める。移行率は80%!

2019年JALマイレージ修行の行方。気になる点は3つ。変更はあり得るか。

那覇空港のJAL機

2019年JAL修行が始まりました。

修行とは航空会社のステータスを獲得するために飛行機に乗りまくることです。元旦から王道の羽田那覇線を利用した人も多いのではないでしょうか。正月の搭乗は特別。心新たな気分になります。

JGC修行を計画している人にとっては待ちに待った新年の幕開けです。修行を継続している人にとっては2018年に乗って貯めたFOPがゼロになる瞬間を迎えます。寂しい気持ちと一年が始まるワクワクした思いが混在しています。

さて、2018年を振り返るとJALマイレージ修行関連はさほど大きなことも起こらず平穏でした。と言うのも多くの人が注目していたFOP2倍キャンペーンが継続したことが大きいです。あるかないかで修行界隈の雰囲気が変わります。

では2019年はどうなるのか。気になる点は3つあります。一つは2018同様にFOPキャンペーンが継続するか。もう2つはANAの直近の対応から予想できます。

2019年JAL修行はどうなるか。変更、改悪?

2018年はJALマイレージ界はいくつか変更がありました。

JALマイルを使った特典航空券は提携会社の特典航空券の必要マイル数の変更、特典航空券Plusの導入により必要マイル数は上昇(手持ちマイルが多ければ特典は取れる)で改悪と言える内容でしたが、JAL修行に関しては最後まで実施されるかどうかでホットな話題だったFOPキャンペーンは継続、修行僧は安堵はしました。

一方、ANAマイレージ界はプレミアムエコノミーが特典航空券で取れるようになったこと、2019年1月7日からはハワイでの特典航空券でエコノミー、プレミアムエコノミーで空席がある限り特典航空券が取れるようになる、等マイル利用者にとってはより選択肢が増える変更がありました。

しかしながら、ANA修行僧にとっては痛い変更点が数多くありました。国際線での国内線区間のマイル積算の変更、プレミアムエコノミーで種別Nの登場です。

ANAプレミアムエコノミーに運賃種別Nが登場。修行僧への影響は?

JALとANAの対応をシンプルに言えばANAは修行層よりマイル利用者、JALはマイル利用者より修行僧をより重視した対策でした。

2019年以降はどうなるのでしょうか。

プレミアムエコノミー種別NがJALにも?

2018年12月5日、ANAプレミアムエコノミーの種別Nが登場。今まで全てのプレミアムエコノミー運賃で100%と修行に欠かせない運賃でしたが、種別Nは運賃は変わらずでマイル積算が30%減に。

修行する上で大きな痛手となりました。海外発の運賃はまだ魅力ですがそれでも単価8%台と数年前に比べれば痛手です。

一方でJALは全ての運賃で100%積算運賃(海外ツアーは除く)と使い勝手抜群。

ここで疑問。

疑問1
JALにも70%積算の運賃が登場する?
現状、JALは100%でANAは70%。

例えば、東京クアラルンプール線の場合、JALは往復8,346マイル、10,814FOP、ANAは5,840マイル、7,808プレミアムポイント。*ゴールドカード保有で算出。

JAL側に大きなメリットがあり是正する可能性は大いにあると考えます。JALがANAに追随するか。すぐには変更はしないでしょうが、今後の要注目点です。

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国際線の国内線区間の変更

ANA、JALともに国際線における国内線区間は100%マイル積算の運賃でしたが、ANAは2018年10月より国際線の予約クラスに応じて変更になりました。
ブッキングクラス 2018年9月30日まで 10月1日以降
F 150% 150%
A 100% 150%
Y、B(100%) 100% 100%
U、H、Q(70%) 100% 70%
V、W、S(50%) 100% 50%
L、K(30%) 100% 30%

 

今までは安い運賃(ツアー含む)で修行する場合、出発地を那覇にする、或いはその他地方にすることで僅か1万円で100%積算の往復が付けられ、修行層にとっては使いやすい制度でした。

例えば国際線に那覇出発を加えるのは修行の王道ですが以下に変更に。

100%積算の運賃だと以下。

羽田往復で1,230マイル、2,368FOP。往復2,460マイル、4,736FOP。

 

これが70%になると以下。

羽田往復で861マイル、1,777FOP。往復1,722マイル、3,554FOP。

かなり違いますね。

ここで疑問。

疑問2
JALも国際線の予約クラスに応じて変更になる?

現状、JALは100%でANAは国際線の予約クラスに応じて変更。

例えば、地方から羽田乗継でマイル積算70%の運賃で海外に行く場合、JALの方がマイルが貯まります。出発にもよりますが那覇出発だと738マイル違います。結構な差ですね。

FOPキャンペーン

2018年12月に決まったばかりなので今すぐと言うわけではないですが2020年も続くかどうかに注目が集まります。

先ずはこちら。

JALカード限定者の初回5,000FOP

 

初回搭乗で毎年5,000FOP。これは大きい。JALサファイヤ(JGC入会に必要)は50,000FOPが必要ですが、キャンペーンのおかげで45,000FOPでOK。

続いて最後まであるかないで注目を浴びたこちら。

JALステータス保持者限定のFOP2倍キャンペーン

 

好きな月を選んでFOPが2倍になると言うもの。強烈です。搭乗ボーナスを除いたFOPが2倍になります。

例えば羽田那覇線の片道だと以下。

先得 特便 特便クラスJ 特便ファースト
FOP 1,476 1,876 2,072 2,860
FOP2倍 2,952 3,352 3,744 5,320

 

先得往復でも5,904FOP。かなり稼げますね。

今回、JALカード初回5,000FOPは去年と同じ11月下旬に決定しましたが、FOP2倍は12月18日と去年より2週間以上遅れての発表となりました。FOP2倍は実施するか、実施しないかで社内議論が活発だったと想像できます。

上記を考えると2020年の実施の可能性は低いかな。少なくとも『FOP2倍はない』で動いた方が良いと個人的に良いかなと。あればサプライズ、ラッキーです。

2024年JAL FOPキャンペーンまとめ。 国際線ニューヨークとダラスで2倍実施。

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まとめ

JAL特別塗装機

2019年以降のJALマイレージ修行で気になる3点についてまとめました。

プレミアムエコノミーで70%積算運賃、国際線の国内線区間のマイル積算の変更はANAに追随する可能性は否定できません。

もちろん、このまま変更しない可能性もあります。少なくともJAL社内でどうするか議題に上がることは間違いないでしょうし、変更に備えることは重要です。

尚、運賃種別については国土省に届け出が必要であり、2018年12月のANA同様に直前の発表になると思われ、事前の対応は厳しそうですが、国際線の国内線区間の変更は前もって発表されるので注視するようにしてください。

FOPキャンペーンは続いて欲しいの一言。私の場合、FOP2倍については『2020年はない』を前提に修行を組む予定です。2019年はFOP2倍の恩恵を受けられる旅程を組みたいですね。

パートナーステータスが充実したので特典を受けられるJGCプレミアまで進む予定です。

2024年JALダイヤモンド、JGCプレミアの限定セレクションが発表されました。12月から登録開始。

 

クレジットカードの年会費を払い続ける限り特典を受けられるJALグローバルクラブ(JGC)はこちらを。

羽田空港のJGCカウンター
JGCカードを保有して5年の感想。JALグローバルクラブのメリットまとめ。2023年はおすすめか?

2 Comments

おが

明けましておめでとうございます。

FOP2倍キャンペーンは、私も今回が最後かな、と踏んで取り組みます。そこで、いつ設定するか?今月が2倍なので、今年もう1回設定するか、あるいは来年1月まで待つか悩ましいところです。

ところで、今回先得運賃の購入期限ルールをANAに追随するように変更され、予約日から3日以内の購入が必須となります。先行予約は従来どおりありますが、軍資金をある程度用意しないと、予約開始日の予約=確定とはなりません。一気に予約・決済とはならないと踏んでいます。
逆に言えば、ウルトラ先得の購入期限に合わせて、直前の予約でもいいような気がしています。

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のりさん

おがさん、はい12月の経緯から今年が最後と考え動いた方がよさそうですよね。今年1月設定でもう一回だと迷いますね。2回使えば一気に上を狙えますし、一方で来年に使いたい気も(笑)  運賃についてはなるほど、その通りだと私も思います。予約だけして購入しない人も多いかなと。今までのJAL運賃の購入期限に慣れている人は忘れてキャンセルになった、と言う人も多そうですね。

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