スターアライアンス・ゴールドの特典の全て 世界中のラウンジが利用可能に!

スターアライアンスは航空会社の三大連合(アライアンス)の一つ。

ANAが加盟しているスターアライアンス、
JALが加盟しているワンワールド、
デルタ航空等が加盟しているスカイチームが3大アライアンスになります。

2000年代から急速に広がってきた航空会社のアライアンスという枠組みは、コードシェア(共同運航)により航空会社にとっては路線拡大につながり、利用者にとってもアライアンス内でのラウンジやマイレージの特典を享受することが可能になり、より快適に旅をすることが可能になりました。

搭乗する航空会社だけでなく加盟しているアライアンス、つまり全世界のネットワークを使える、と言う訳です。

例えば、ゴールドメンバーだとANA便で香港のシンガポール航空ラウンジが使えますし、バンコク・スワンナプーム空港でタイ航空ラウンジが利用可能です。

そんなスターアライアンス特典についてまとめてみました。

スターアライアンスとは 概要、加盟航空会社について

スターアライアンス塗装のANA機

スターアライアンスは3大アライアンスの一つ。

加盟航空会社は以下の通り。欧州系が多いことが分かります。

ANA、アシアナ航空、中国国際航空、深圳航空、エバー航空、シンガポール航空、タイ航空、ユナイテッド航空、エア・カナダ、コパ航空、TACA航空、アビアンカ航空、クロアチア航空、アドリア航空、スカンジナビア航空、TAP ポルトガル航空、LOTポーランド航空、エーゲ航空、ブリュッセル航空、オーストリア航空、スイスインターナショナルエアラインズ、ルフトハンザドイツ航空、ニュージーランド航空、ターキッシュ・エアラインズ、南アフリカ航空、エチオピア航空、エジプト航空

スターアライアンス加盟航空会社は28社。ワンワールドが15社、スカイチームが20社なのでスターアライアンスは世界最大のアライアンスになります。

欧州以外にアジアだとシンガポール航空、エバー航空、アシアナ航空、タイ航空と言ったアジアでのハブ空港の位置づけになる国の航空会社が加盟しているところが強みです。アライアンスの特典を存分に生かすことができますね。

例えば、シンガポールへシンガポール航空、タイへタイ航空のエコノミークラス搭乗時にもスターアライアンス・ゴールドの特典を受けることが可能です。

スターアライアンスのステータス シルバー、ゴールドの特典、ラウンジ利用

スターアライアンスでは、シルバー、ゴールドの2つのステータスがあります。

ANAの場合はブロンズでスターアライアンス・シルバーに、プラチナ(SFC)以上で、ゴールドステータスになりそれぞれアライアンス内での特典を受けることができます。

スタアラゴールドの特典

シルバー、ゴールドの特典は以下の通り。

シルバーだとほとんど特典はありません。ゴールドになれば空港ラウンジの利用、優先チェックインカウンター、優先手荷物等の特典を受けることが可能。

サービス ゴールド シルバー
優先チェックインカウンター
優先保安検査場
優先手荷物
無料手荷物許容量
空港ラウンジ
予約時の空席待ち優先
空港での空席待ち優先

優先チェックイン・カウンター

各空港の優先チェックインカウンターを利用することができます。

メリットは何と言っても時間の節約になります。ビジネスクラスで利用できるチェックインカウンターをエコノミー搭乗時にも利用できるので、並ぶ時間が少なくなり、旅の時間を有効に活用できますね。

尚、全ての空港には設置していません。スターアライアンスに加盟している航空会社のカウンターがある場合は設置されていることが多いです。

こちらは成田空港でのANAカウンター(優先チェックインカウンター)です。
ビジネスクラスの他、スターアライアンス・ゴールドの表示もありますね。例えばANAビジネスクラス搭乗以外にも、ユナイテッド航空やシンガポール航空でスターアライアンス・ゴールドに相応するステータスを持っているとANAエコノミー搭乗時にも利用することが可能。

成田ANA優先チェックインカウンター

こちらはシンガポール空港のチャンギ空港の優先チェックインカウンターです。
便の時間によっては激混みするので、海外でも利用できるのは良いですね。ビジネスクラス搭乗時と同じカウンターを利用できます。

チャンギ空港ANAチェックインカウンター

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優先保安検査場

空港に設置されている優先保安検査場。

スターアライアンス・ゴールド、ファーストクラス・ビジネスクラス搭乗時に、優先保安検査場を利用することができます。尚、全ての空港にはありません。

成田空港には、ANA専用だった優先保安検査場がスターアライアンスゴールド専用に変わりました。スターアライアンス・ゴールドだとこのレーンを利用することができ、特に大型連休時の混雑時にはさほど並ばずに通過することができるようになります。時間の節約は有り難いですね。優先保安検査場を抜けると出国審査になります。

成田ゴールドトラック

成田空港のゴールドトラックは本人のみ利用可能になります。その他、羽田・成田の優先保安検査場は本人に加え同行者1名が利用可能になります。

手荷物優先受け取り

手荷物優先受け取りがあります。空港に着いたら早く目的地に行きたいですよね。荷物預入れ時に『プライオリティタグ』をつけてくれます。

国際線だと到着して入国審査に並んでとか時間がかかりますが、手荷物レーンに行くとちょうど良い時間になって出てくることも多いです。手荷物を受け取った後はスムーズに目的地に移動することが可能になります。国際線だとファーストクラス、ビジネスクラスに次いで出てくることが多いです。

スタアラのプライオリティパス

空港ラウンジ

空港ラウンジの利用は大変便利です。

ANAは世界中で自前の空港ラウンジを運営しているわけではありません。

例えば、香港国際空港。

ANA運営のラウンジはなく、スターアライアンスだと代わりにユナイテッド航空、シンガポール航空、タイ航空のラウンジがあります。ANAプラチナ(SFCを含む)の場合はエコノミー利用時においてもこうしたラウンジを利用することが可能になります。ちなみにどのラウンジを利用してもOK。

香港空港のスターアライアンス・ラウンジの全て アクセス、利用方法について

バンコク・スワンナプーム空港にはタイ航空、シンガポール航空、エバー航空の3つのラウンジがありどこを使ってもOK。個人的にはシンガポール航空、エバー航空のラウンジが好み。

スワンナプーム空港のスターアライアンス・ラウンジ アクセス、利用方法をまとめました

シルバークリスはこんな感じです。バーカウンターもあり素敵な空間。

バンコクのシルバークリスラウンジ

食事メニューも豊富です。

バンコクのシルバークリスラウンジの食事

シドニー空港。
ANAラウンジはなくニューランド航空のラウンジが利用可能になります。

シドニー空港 ニュージーランド航空のラウンジに行ってきた

関西空港にあるタイ航空のロイヤルシルク。ANAラウンジは激込みしていることが多いので比較的空いているロイヤルシルクはおすすめです。食事量はANAラウンジに負けますがゆっくりできることが良いところ。

フランクフルト空港のルフトハンザ航空のラウンジとか。ここも中々よかったです。生ビールがあるのは嬉しい(笑)ドイツ名物ソーセージとの相性抜群。

フランクフルト空港のルフトハンザラウンジ

ルフトハンザラウンジの食事

手荷物許容量、空席待ち優先

無料手荷物許容量があります。スターアライアンス便搭乗の場合、個数制だとプラス1個、重量制だとプラス20キロを預入れすることが可能になります。長期滞在時、イベントその他で荷物が多くなる等、とても貴重な特典になります。

その他、予約時の空席待ち優先取扱い、空港での空席待ち優先取扱いがあります。

マイレージプログラム、特典航空券、世界一周

スターアライアンス・ゴールドの特典ではないですがアライアンス内でマイレージプログラムの共有があり、搭乗時に加算されるマイルをアライアンス内の航空会社に選択することが可能です。

私自身、エバー航空を利用しマイル加算はANAを選択したことがありました。
時間帯や路線によっては普段利用している航空会社を選択できないこともあるので、こうしたマイルの付け替えはとても便利になります。

エバー航空でANA加算

ここで注意すべき点は運賃種別です。

上記だと『D』になります。通常アルファベット1文字で表わされる運賃種別はマイル加算を含めた運賃規則を表すものです。格安航空券なんかはマイル加算対象外のケースが多いので、このアルファベットの運賃種別を注意する必要がありますね。

積算対象運賃であればアライアンス内であれば搭乗した航空会社以外のマイレージに加算が可能になります。

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特典航空券の発券、世界一周

同じアライアンス内であれば特典航空券を発券することが可能です。

例えば、ANAマイルでエバー航空、タイ航空、ユナイテッド航空等々、そして逆も可能でユナイテッド航空のマイルを使ってANA特典とか、色々あります。

ANA便を希望しているが取れない、何て時にはスターアライアンス特典は非常に便利です。出発地点を変えたり、クラス混在にするとあっさり取れる場合もあります。

ANAマイルを使ってタイ航空A380のファーストクラスも良いですね。タイ航空の本拠地であるスワンナプーム空港での待遇は凄かったです。こうしたスターアライアンス特典はANA便が運航していない路線で利用できるので、アライアンス最大の恩恵の一つと言って良いでしょうね。

ルフトハンザ航空、アシアナ航空のA380も良かったです。往復で違う飛行機に乗って乗り比べるのも良いですね。

ビジネスクラスの比較 こんなに違うアシアナ航空とルフトハンザのA380【搭乗記】

スタアーアライアンスの世界一周

スターアライアンスとして世界一周運賃、サークル運賃なんかを設けています。

ANAマイルで世界一周を発券する場合に必要マイル数は以下。飛行距離の合計で必要マイル数を算出します。世界一周の条件は太平洋、大西洋を1回ずつ利用し横断すること、出発地と最終帰着地の間で最大8回の途中降機が可能(欧州は3回、日本国内は4回まで)等々。


世界一周は夢がありますね。こちらはシンプルな旅程ですが旅程は27,000マイルほど。エコノミーだと120,000マイル、ビジネスクラスだと170,000マイル必要になります。こうやって計算して遊ぶのも楽しいです。世界一周は時間が必要でいつ行けるかは分かりませんが、やっぱり夢ですね。

スターアライアンス・ゴールドになる方法

スターアライアンス・ゴールドメンバーになるにはスターアライアンスに加盟している航空会社で一定のステータスになる必要があります。

例えばANAの場合。

ANAステータスはブロンズ、プラチナ、ダイヤモンドがあり、その中でプレミアムポイント(ステータスを決める基準)が50,000ポイント(半分はANA運航便が必要)になればプラチナへ、そしてスターアライアンス・ゴールドメンバーになります。

ANA運航便での利用時はもちろん、スターアライアンス加盟航空会社を利用する際も特典を受けることが可能になります。

日本国内だとANA以外のスターアライアンス便に乗ることはないので、スターアライアンス・ゴールドの威力は国際線で発揮することになります。

アライアンス内の航空会社で一定のステータスが必要ですがANAの場合だとプラチナ以上が必要です。その中でもカードの年会費を払い続ける限り恩恵を受けることが可能なスーパーフライヤーズカード(SFC)を申込むことが効率が良いでしょう。

一度取ればずっと恩恵があるので価値が高く、そのメリットを求めるべく飛行機に乗ってステータスを得る工程を修行と言います。修行する年は費用がかかりますが、先行投資として取得する人が多いですね。私もそんな感じでした。特典としては、ボーナスマイルやラウンジ利用、手荷物優先等があります。

その他、スターアライアンス・ゴールドになる方法としてステータスマッチがあります。例えば、JALからユナイテッド航空に申請しゴールドになると言うもの。

3ヶ月と言う期限付きですがワンワールドやスカイチームのステータスを持っている場合は旅行の予定に合わせて申請するのも良いでしょう。

スターアライアンスとワンワールドの違い

最後にスターアライアンスとワンワールドの違いについて。

スターアライアンスは28の航空会社、ワンワールドは15の航空会社が加盟と数が違いますがそれ以外にステータスでの違いがあります。

スターアライアンスはシルバー、ゴールドの2つのステータスに対し、ワンワールドはルビー、サファイヤ、エメラルドの3つのステータスがあります。

スターアライアンス・ゴールドの相応するのがワンワールド・サファイヤです。例えばANAダイヤモンドだとスターアライアンス・ゴールドですが、JALダイヤモンド、JGCプレミアだとワンワールド・エメラルドとなり世界中の空港でファーストクラス搭乗時の特典を受けることができます。

ワンワールドの方がステータス特典に幅があるので国際線搭乗時に威力を発揮することになります。詳しくはこちらにまとめているので参考にしてください。

ワンワールドのステータス エメラルド・サファイヤの特典をまとめてみました

まとめ

スターアライアンス・ゴールドメンバーの特典は海外で威力を発揮します。

優先チェックイン、手荷物等で時間の節約につながり、空港ラウンジを利用することにより、出発前の時間をより快適に過ごせます。

アジア、ヨーロッパ線で威力を発揮しそうです。タイ航空、アシアナ航空、エバー航空、シンガポール航空アジアからの便も多いですし、ルフトハンザ航空、ターキッシュエアライン等の乗り入れが多いです。スターアライアンスは加盟している航空会社が多くその分路線が多いのでスターアライアンス・ゴールドメンバーだと空港間の移動がとてもスムーズになります。

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