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ANAバリュートランジットがリニューアル。国内線乗り継ぎで安くなる!

ANAバリュートランジットは特定区間の乗り継ぎの場合に利用できる運賃です。

全ての路線で対象ではありません。短距離線だと乗り継ぐ必要はないですよね。長距離線、例えば、羽田那覇、関空那覇等の路線で設定されています。

直行便より安い場合も多く使いようによってはかなりお得ですが、2023年夏ダイヤ(3月26日搭乗分~)よりリニューアルされました。利用者としては使いやすくなった感あり。早速見ていきましょう。

ANAバリュートランジットとは?国内線乗り継ぎ運賃の予約、利用方法まとめ。

予約期間

ANAバリュートランジットって?

MEMO
満3歳以上で同日中に乗り継ぐ指定された便の組み合わせ(2区間以上)で一括で予約する場合に適用される運賃。

 

簡単に言えば乗り継ぎのバーゲン価格です。

さて、運賃は、2か月前の1日から発売されていましたが、2023年夏ダイヤより購入期間がダイヤ確定までと広がりました。従い、2月現在だと2023年10月までの運賃を購入できます。2ヵ月前からの縛りがあったので今後は予定が立てやすくなりましたね。

https://www.anahd.co.jp/group/pr/202212/20221222-2.html

 

あともう一つ重要な変更点として、乗継便が多く出るようになった、があります。後述する沖縄離島便何かは選べる便が増えておすすめです。

 

予約変更は不可。ただし、当日プレミアムクラスに空席がある場合は料金を支払うことで当日アップグレードが可能です。

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運賃の種類

ANAバリュートランジットの運賃は3種類。

  • ANAバリュートランジット1,3,7
  • ANAバリュートランジット21,28,45,55,75

 

例えば、7、28はそれぞれ搭乗の7日前、28日前までに予約できる運賃です。

航空券は搭乗日に近づくにつれて高くなるので、バリュートランジット75が最もお得な運賃になります。利用する場合は75日前までに予約したいですね。

マイル加算は75%。搭乗ポイントが200加算。

マイル加算は75%。バリュー運賃、スーパーバリュー運賃と言った早割運賃と変わりありません。

一つ違いがあります。運賃表を見てみましょう。

 

マイル積算は同じですが搭乗ポイントが違います。

マイルとは別に積算される搭乗ポイント(プレミアムポイント)。翌年度のANAステータスの基準になるポイントです。プレミアムポイントを貯めている場合は、搭乗ポイントが加算されないANAスーパーバリューよりお得になります。

プレミアムポイントが付くとは言え運賃はどのくらい違う?あとは比較が大事になってきます。

例えば羽田石垣のバリュートランジット

羽田石垣は1日2便。

7月14日の羽田石垣の最安値は32,370円です。赤丸のところで直行便以外を検索できます。早速みてみましょう。

 

那覇で乗り継ぐ運賃が出てきました。羽田から那覇、那覇から石垣へ。19,440円からの設定。

 

羽田石垣直行の最安値が32,270円。乗り継ぐと19,440円。

 

なぜこんなに違うの?

 

スーパーバリューの羽田那覇が安いからです。逆に言えばスーパーバリューが高くなればバリュートランジットも上がっていきます。

 

次に羽田那覇、那覇石垣を別々に予約する場合をみてみましょう。

石垣に乗継が可能な羽田那覇の最安値が18,210円。搭乗日の28日前までに予約が必要なスーパーバリューの運賃です。

 

次に那覇石垣。最安値が8,820円。(だいぶ高いですね、、)

 

まとめると以下。

  • 羽田石垣直行だと32,370円
  • 羽田那覇、那覇石垣を別々で取る場合の最安値が27,030円
  • 羽田那覇、那覇石垣のバリュートランジット75だと19,440円

 

今回のように、基本的にバリュートランジットの方が安いケースが多いです。

 

続いてマイル積算。75%運賃なのでほぼ同じ。

マイル プレミアムポイント
羽田石垣 直行 1,147 1,836
羽田那覇、那覇石垣を別々で取る 1,153 1,846
羽田那覇、那覇石垣をバリュートランジット 1,153 2,246

 

バリュートランジットは搭乗ポイントが付くので大分違ってきますね。ANA修行をしている人にとってはお得な運賃です。

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バリュートランジットのデメリット

バリュートランジットのデメリットをまとめました。

 

デメリット1
乗り継ぐので時間がかかること。

 

まぁ、これは仕方ないですね。選べる便が増えたので以前よりは乗り継ぎが楽になっています。

 

デメリット2
利用できる便が限られること。

 

直行便の運賃でバリュートランジットの運賃が決まるので安い便が少なくなる点もデメリット。別々で予約する場合は好きな便を選択できます。

あとは乗り継ぎなので、最初の便が遅れたら乗れない可能性もあります。乗り継ぎ時間は多めにする方がベスト。直行便の運賃、バリュートランジット運賃、そして時間。これらを考慮しベストな便を選んでください。

行きはバリュートランジット、帰りは直行等変えるのも良いですね。

まとめ

バリュートランジット運賃がお得なのは発売される75日前まで。その後、段々と高くなります。直近だとメリット薄くなるので、予約する場合はお早めに。尚、変更は不可なのでその点は注意が必要です。

安くないこともあるので、別々で取った場合、直行便との運賃の比較をしてください。

 

バリュートランジットは乗り継ぎ運賃。

那覇空港で2時間くらいあれば色々できます。例えば、空弁を買って食べたり空港食堂に行ったり。ゆいレールに乗って国際通りで沖縄そばを食べるのもあり。時間つぶしには事欠かないです。

マイル修行僧の沖縄日帰り過ごし方まとめ。ANA便増加で行きやすくなった。

 

台風シーズンは遅延・欠航になる可能性あり。そんな時にクレカの補償が付いていると安心できます。一度クレジットカードの見直しをおすすめします。

【最新】国内、海外の飛行機の遅延、欠航時の補償まとめ。おすすめのクレジットカードは?

 

さて、バリュートランジットはその他の運賃と同様に当日空席がある場合にプレミアムクラスにアップグレードが可能です。こちらは国内線におけるANAとJALのアップグレードの違いをまとめたもの。意外に違いが多く面白いですよ。

羽田空港で見たANAとJAL
国内線アップグレードの方法、料金まとめ。ANAとJALでこれだけ違いあり。

3 Comments

ほにゃ

大阪→石垣で最安値の1737から1777に同日に乗り継げませんが?理論としておかしいです

返信する
のりさん

ご指摘ありがとうございます。スマホでキャプチャするので、以降の便が切れており差し替えました。乗り継ぎ可能です。

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