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ANAの新機種ボーイング787‐10が東南アジア線で導入へ。今までと何が違う?

ANAボーイング789

ANA最新の機材が4月26日から成田シンガポール線で導入されます。

新機材はボーイング787‐10。

最新の機材と言っても787シリーズの改良版です。ANAも初期開発に携わった787‐8、主力機として使われている787‐9。4月から導入される787‐10。

最後の数字が違う訳ですが、一体どんな違いがあるのでしょうか。

ANAボーイング787‐10のが導入へ。成田シンガポール線で4月26日から。

ボーイング787シリーズって?

787はボーイングの主力シリーズ。

ANAはローンチカスタマー(製造会社と共に新規開発に携わること)として2004年に50機を発注。初号機は2011年9月にANAに納入されました。

ANAと縁が深いシリーズです。

炭素繊維の複合材を利用し重量を大幅に減少させ燃費が向上。三菱重工業、川崎重工業と言った日本企業が多く製造に携わっています。

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ボーイング787‐8(788)

ボーイング788は3種類あります。

240席、184席、169席の3タイプ。

  • 240席はエコノミー、ビジネスクラスの2クラス
  • 184、169席はエコノミー、プレミアムエコノミー、ビジネスクラスの3クラス

 

240席はクレードルと言われるビジネスクラス、184席、169席は180度フルフラットのANA最新のビジネスクラスでスタッガードタイプです。

より多く収容できる240席タイプは主に東南アジア、アジア、184席、169席は欧米、東南アジアその他路線で使われています。

ビジネスクラスの種類はこちらにまとめています。参考にしてください。

ANAビジネスクラスの比較。新シートRoom(ルーム)は路線拡大中!

ボーイング787-9(789)

ボーイング787‐9は2種類で246席と215席のタイプ。

エコノミー、プレミアムエコノミー、ビジネスクラスの3クラス制です。

246席と215席は何が違う?

ビジネスクラスの設定が違います。

246席は以下。

  • ビジネスクラスは1‐2‐1で40席
  • プレミアムエコノミーは2‐3‐2で14席
  • エコノミークラスは3-3-3の192席、計246席。

 

215席は以下。

  • ビジネスクラスは1‐2‐1で48席
  • プレミアムエコノミーは2‐3‐2で21席
  • エコノミークラスは3-3-3の146席、計215席。

 

215席は主に中長距離国際線用、246席は東南アジア等で運航しています。

ボーイング789‐10(781)

最新のボーイング789‐10は元々は国内線で導入される予定でした。方針が変わり国際線へ。他機種と何が違うのでしょう。

シンプルに言えば787‐9の胴体を延長させたタイプです。

  1. 787‐8が56.7メートル
  2. 787‐9が62.8メートル
  3. 787‐10が68.3メートル

 

787‐9に比べて5.5メートル長くなっています。

 

3クラス制1仕様のみで計294席。シートマップは以下。

 

ビジネスクラス38席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー235席の計294席です。

7878、787-9、787-10を比較してみましょう。

機種 ビジネス プレミアムエコノミー エコノミー
787-8 31/45 14/21 139/103 184/169
787-9 40/48 14/21 192/146 215/246
787-10 38 21 235 294

 

胴体が長くなったボーイング787‐10は、他機種に比べてエコノミークラスのシートが多いことが分かります。

 

MEMO
ボーイング787‐10はビジネスクラス、プレミアムエコノミーは増やさずエコノミーを増やしているのが特徴。

 

比較すると分かりやすいです。上段が787‐9の215席エコノミー、下段が787‐10のエコノミー座席です。

 

 

4月26日からは成田シンガポール線、7月1日からは成田バンコク線で導入されます。

以上からも分かるように787‐10はより需要の多い東南アジア線で今後も投入される可能性が高い機材と言えます。成田線で米国への乗り継ぎ用としても需要があります。

 

余談ですが、JALが一部の機材でプレミアムエコノミーを廃止、エコノミー席を増やす計画を発表しました。こちらも需要の多い東南アジア路線で対応するためと言われています。

JAL搭乗口
JALプレミアムエコノミーが減少へ。仕様変更でエコノミー席が増える。影響は?

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新機種は4月26日から

2019年4月26日から就航予定のボーイング787‐10。

2019年4月26日以降の以下の成田シンガポール線で運航されます。

  • NH801 18:15 成田 ⇒ シンガポール23:15
  • NH802 6:10 シンガポール ⇒ 14:20 成田

 

特典航空券を検索すると以下の通り反映されています。781が新機種のボーイング787-10です。

 

ただし、全ての便には反映されていないようです。これから反映されるのかな?ちょっと分かりません。

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まとめ

2019年4月26日から導入されるボーイング787‐10。

皮シートの匂い、ピカピカの機内。ワクワクしませんか?(笑)新車に乗る時と同じ感覚です(笑)

3機のボーイング787‐10が東南アジア線で導入される予定です。機会あれば利用してみてください。

 

ANAの機材と言えば5月24日に成田ホノルル線で就航のエアバスA380。残念ながらA380は生産中止の発表がありましたが、すぐに無くなるわけではありません。段々と減っていくことは事実ですが、それまでに乗る機会があれば良いですね!

コロナで航空需要激減。世界最大の2階建てエアバスA380はどうなっていく?

 

さて、国内線では機内モニターありの機材が導入されています。国内線でモニター?かなり快適ですよ。時間つぶしに最高です。子供も喜ぶと思います♪

11月16日、ついにANA国内線で新シート導入へ。普通席にもモニターを設置。

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