エアドゥとソラシドエアの統合は10月3日に決定！陸マイラーへの影響は？

昨年から話があったソラシドエアとエアドゥの経営統合。

今後の詳細が見えてきました。

ソラシドエアは九州、エアドゥは北海道が拠点。共にANAとコードシェア（共同運航）を実施。路線がかぶらず、共にANA系と言うことで交渉のハードルはそこまで高くなかったのではと推測。コロナが全てを加速させました。

さて、陸マイラーにとっては気になる点あり。ソラシドエアとエアドゥの統合はどのような影響があるのでしょうか。

エアドゥとソラシドエアが統合へ。路線、ブランドはどうなる？

ソラシドエアとエアドゥの経営統合は、両社連名で発表されました。

以下のスケジュールで統合予定です。四半期決算の発表に合わせたので5月発表の流れになりました。

ここで重要な点は持ち株会社と言う点。ホールディングカンパニーを作ってその下にソラシドエアとエアドゥを置きます。これは、ANAもそうです。ANAホールディングスを作って、全日本空輸、ANAウイングス、エアージャパン、全日空商事等を傘下にしています。持ち株会社にしたのは羽田発着枠を維持するため（合併すると減らされる）と言われています。

持ち株会社になり、ソラシドエアとエアドゥの独立性は維持されます。路線、ブランド、マイレージサービスは基本そのまま。

そして、持ち株会社の名称はリージョナルプラスウイングスに決定。

ソラシドエアの就航路線は以下。

エアドゥの就航路線は以下の通り。

両社の路線が全く被っていなので、撤退がなければこのままになりそうです。

共同キャンペーンは実施される？

2021年7月は統合を記念して相互ポイント交換キャンペーンが実施されました。

さて、今回は？

このままだと盛り上がらないので何かやってくれるのでは？と期待。

気になるのはVポイントからの交換レート。

ソラシドエアとエアドゥのマイルを乗って貯めている人が少ないかもしれませんが、陸マイラーならVポイントからのソラシドルートがお得ですね。

Vポイントからのソラシドは威力抜群ですが、エアドゥは、、、経営統合になりどうなるか注目。結果的にエアドゥのVポイント交換比率が上がれば改善ですが、ソラシドの交換比率が下がれば改悪。うーん、どうなるんでしょう。

まとめ

航空会社はコロナ禍で大打撃をくらっており、経営統合の話は自然な流れに見えますが、共にANA系の2つが統合することになったのは路線がかぶらない、筆頭株主が同じ等、クリアするハードルが低めだったことがありそうです。

持ち株会社なのでブランドはそのまま。慣れ親しんだソラシドエア、エアドゥの名前は残ります。経営が苦しい中での統合。無事立て直って欲しいです。

そして、陸マイラーなら気になるのがソラシドルート。使い勝手抜群、他が高いときに選択肢になりますが、相互交換可能でエアドゥがお得発券に追加されるのか、それとも、、、今後に注目です。

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