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ANA、成田空港発着の東南アジア線を大幅に減便へ。修行僧への影響は?

2020年3月29日より羽田国際線の枠が1日50便の増便へ。

そのうち、ANAは14便増え、1月27日から予約が開始されました。ヨーロッパだとミラノ、イスタンブール、ストックホルムが新規就航となり、最多エリアは成田から移管の多かった北米でした。

羽田は増便により第2ターミナルが国際線併用ターミナルとなり、国内線乗り継ぎの関係で、ANAのメインターミナルの位置づけとなります。

賑わいを見せる羽田。では成田空港は?

2020年3月29日からのANA成田線の状況。

羽田空港を発着するANA便は14便増便します。

羽田便が単純に増えると言うわけではなく、機材の関係で成田から移管する便も多く含まれています。国際線のメインは成田から羽田へ。事実上の移行です。

羽田からの新規就航先についてはこちらを参考にしてください。特典航空券は大解放中。取るなら今でしょう。

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成田空港から移管した便

成田から羽田へ移管したANA便は以下の通り。

  • 成田ワシントン
  • 成田ヒューストン
  • 成田サンノゼ
  • 成田シアトル
  • 成田ロサンゼルス(一部)
  • 成田ホーチミン(一部)
  • 成田デリー

 

北米線が目立っていますね。成田は東南アジアから北米への乗り継ぎ空港としての需要も大きかったですが、デルタ航空も成田から撤退し羽田への移管と、乗り継ぎの役割も終わろうとしています。

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減便する成田便

羽田大増便の陰で影響をもろに受けた便が東南アジア路線です。

減便する便は以下の通り。

  • 成田バンコク 14往復⇒7往復(5/16~)
  • 成田シンガポール 14往復⇒7往復(3/29~4/23、6/7~)
  • 成田クアラルンプール 7往復⇒3往復(7/1~8/31)
  • 成田プノンペン 7往復⇒3往復(3/29~6/30)
  • 成田ジャカルタ 7往復⇒3往復(7/1~10/24)

 

上記は羽田への移管ではなく単純に減便した路線です。

バンコク、シンガポール、クアラルンプールは東南アジアでも人気の高い都市であり、いつ乗っても搭乗率の高い路線でしたが、減便へ。

羽田への移管を考えると便数の多い東南アジア線が減便するのは妥当の判断なのかもしれません。プノンペン、ジャカルタもビジネス路線としての影響がありそうです。

修行僧への影響は

搭乗によりマイルとは別に貯まるポイントを貯めてステータスを上げていく修行僧。

修行僧への影響を見てみましょう。特にクアラルンプール線の影響が大きそうです。

成田発クアラルンプール線は以下の通り。

  • NH815 成田17:20⇒クアラルンプール23:35
  • NH816 クアラルンプール7:05⇒成田15:05

 

7月1日~8月31日は、月・火・水(現地発は翌日)の運航になります。ん、月・火・水?

のりさん

週末は運航していないので、夏期間の修行は厳しいですね。

 

夏期間は羽田便に集中するので予約も取りづらくなりそうです。

  • NH885 羽田23:30⇒クアラルンプール6:00
  • NH886 クアラルンプール14:15⇒羽田22:15

 

7、8月だけとは言え、週末は1往復のみはかなりきつそう。観光やビジネス需要も多い都市なので、早めに取るか避けた方が良さそうです。

羽田シドニー線が増便へ

旺盛なオーストラリア需要もあってシドニー線は増便します。

  • NH889(増便) 羽田8:45⇒シドニー19:10
  • NH879 羽田22:30⇒シドニー翌8:50
  • NH890(増便) シドニー12:00⇒羽田20:30
  • NH880 シドニー20:55⇒羽田翌5:30

 

オーストラリアはJALとカンタス航空のワンワールドが強くANAのシェアは低迷していましたが、2019年は成田パース就航、ヴァージンオーストラリアとの提携・コードシェアによりANA便からのオーストラリアは使いやすくなりますね。

 

のりさん

修行僧にとっても羽田シドニー線は減便する東南アジアに代えて利用できそう。昼夜の便を選択できるので便利です。

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国際線ターミナルのすみわけ

羽田第2ターミナルが国際線併用となり、ANA便は、第2、第3ターミナルからの出発になります。

羽田第2ターミナル発着は以下の通り。

  • ニューヨーク、ワシント、ロサンゼルス、ヒューストン、シアトル、バンクーバー
  • ロンドン、フランクフルト、ミュンヘン、パリ、モスクワ、ウィーン、ストックホルム、イスタンブール
  • 台北、北京、青島
  • ホーチミン、ジャカルタ、シンガポール
  • シドニー

 

第3ターミナル(旧国際線ターミナル)発着は以下の通り。

  • シカゴ、サンフランシスコ、サンノゼ、ホノルル
  • ミラノ
  • ソウル、香港
  • マニラ、バンコク、クアラルンプール
  • デリー
  • 上海、深圳、広州

 

こうして見ると、第2ターミナルがメインだと分かりますが、ホノルル線は第3に残しているのでバランスを取っていますね。

まとめ

3月29日から羽田線は大増便、一方で成田線は減便が目立ちます。

成田減便の中にバンコク、シンガポール、クアラルンプールが含まれるので修行僧にとっても影響がありそうです。

特にクアラルンプール。運賃は上がりつつありますが、海外発券はまだ使えるので多用されていますが、夏期間だけとはいえ使いづらくなるのは痛い。代わりは増便する羽田シドニー線になりそうです。

ANA SFC修行についてはこちらを参考にしてください。

ANA SFC修行のメリット、注意点まとめ。伊丹、関空線でプレミアムポイント2倍スタート。

2 Comments

しげ

ほんと羽田の増便は機能強化でなく、機能低下にしかなっていませんね。。
やめて欲しかった。国際線は成田がいいです。

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のりさん

実際に運用してみないと分からない部分がありますが、

偏りすぎた感はありますよね。どうなるのでしょうかね~

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