JALマイルを貯める。移行率は80%!

スターフライヤーは普通席最強でANAマイルも貯まる。羽田ターミナル変更で注意が必要!

全席レザーシート。

足元の広さは国内線普通席でNo1。

飛行機部門の顧客満足度8年連続No1。

そして、カッコいい。国内線普通席で1番のおすすめ。

スターフライヤーはANAとコードシェア(共同運航)しているので、ANAから予約をすればANAマイルもプレミアムポイント(翌年度のステータスを決めるポイント)も貯まります。

一番好きな普通席だったのですが、2020年10月25日より羽田空港のターミナルは全て第2(ANA側)から第1(JAL側)に全て移動することになりました。注意してください。

のりさん

国内線では一番のおすすめです!機会があればぜひ利用してみてください!

スターフライヤーで羽田から関空へ 機内サービスをレポート 搭乗記

スターフライヤーって?

2002年神戸で神戸航空株式会社として設立。

その後、2003年に北九州空港に本拠地を移動しました。

設立日の2002年12月17日はライト兄弟の初号ライト・フライヤー号の初飛行からちょうど100年目。

羽田発着を主に6つの路線で運航しています。

スターフライヤー運行路線

 

羽田北九州(1日11往復22便)
羽田福岡(1日8往復16便)
羽田関西(1日5往復10便)
中部福岡(1日3往復6便)
羽田山口宇部(1日3往復6便)
北九州那覇(1日2往復4便)
*2018年5月13日現在。

羽田空港の利用ターミナル

羽田発福岡、北九州のみ羽田第1ターミナルのSFJカウンターを利用。羽田発関空、山口宇部は第2ターミナルを利用しています。

そして、10月25日より羽田発関空、山口宇部も第1ターミナルに移動することになりました。

https://www.ana.co.jp/ja/jp/notice/notice_015.html

 

従って、羽田発のスターフライヤー便は、10月25日以降、全て第1ターミナルを使用することになります。

第1ターミナルに移行することで以下のサービスが使えなくなります。

  • ANAスイートラウンジ、ANAラウンジ
  • ANAスイートチェックイン、プレミアムチェックイン
  • 専用保安検査場

 

ラウンジも専用チェックインも使わない場合は良いですが、ANAステータスを持っている人にとっては残念。避けたい場合は、ANA運航便をおすすめします。ただし、スターフライヤー便の空きが目立ってくる可能性もあるのでラウンジ等を使わない場合は逆に第1ターミナル利用が良いかもしれません。

いずれにせよ、10月25日以降、第1ターミナルに変更する点は注意してください。

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ANAとのコードシェア

スターフライヤー運行6つの路線全てでANAとコードシェアしています。(一部便を除く)

コードシェアって?

  • 共同運航。
  • 自社以外の航空会社運行について自社便名を付けて運航している便。
  • 例えば国内線で運航エアドゥで便名はANAとか。
  • ANA便名にて予約・搭乗の場合はANAグループ運航便としてマイル積算される

 

コードシェアの特徴としてはANAの場合、

  • 運航はANAではないので、機内サービスその他は運航会社のサービスに基づく。
  • ANAから予約をすればマイル加算はANA規約に基づく

 

デメリットは便数が少ない、ANA上級会員の座席指定の幅が少ない点。

ANA国内線でのコードシェアは以下の5社。

  • エアドゥ
  • スターフライヤー(SFJ)
  • ソラシドエア
  • IBEXエアラインズ
  • オリエンタルエアブリッジ

機内サービスその他はそれぞれの航空会社の規定に基づきます。

顧客満足度8年連続No1

公益財団法人日本生産本部サービス産業生産性協議会がCS調査。

乗り物部門6つのカテゴリーの内、スターフライヤーは4つで一位。

顧客満足については8年連続でスターフライヤーが一位。

顧客満足、推奨意向、ロイヤルティで一位となり、
『サービスに満足し今後も使っていきたい。そして人にも勧めたい』
との結果になっており人気の高さがうかがえます。

スターフライヤーの顧客満足度

 

個人的に機内サービス、シートについては国内No1だと思います。ANAやJALの大手ができない細やかなサービスを提供しています。

機材

スターフライヤーはエアバスA320を10機保有(2018年5月現在)。

A320は世界上空で最も飛行している機体です。例えばエアバスの機材受注状況は以下の通り。A320機がダントツですね。

数字が大きくなるにつれて大型化しています。数字は2018年3月現在。

A300/310 A320 A330/340/350 A380
確定受注 816 14,157 2,932 331
引き渡し 816 8,074 1,934 223
受注残 0 6,083 998 108
合計 315 7,722 1,798 223

 

A320はLCC、短距離線で運行されている機材です。

のりさん

スターフライヤーも全機A320を使っているのですが他社と大きな違いがあります。

 

それは座席数。

LCC標準が180席、ANAのA320が164席ですがスターフライヤーは150席となっており、飛び抜けてゆとりのあるシートを提供しています。圧倒的な差別化です。

スターフライヤーのシートマップ

 

シートピッチ(足元)はLCC標準が71センチ、ANA他主な国内線で79センチ、スターフライヤーが91センチなので、国内普通席(JALのクラスJシートを除く)では断トツでSFJに軍配が上がります。

国内線普通席 クラスJ
JAL 79 97
ANA 79
スターフライヤー 91
LCC 71

 

その他、国際線LCCの香港エクスプレスが6×30の180席なのでいかにスターフライヤーの足元が広いかが分かります。

香港エクスプレスのシートマップ

 

座席を多くしてお客さんを入れたくなるのが常ですが顧客満足度を重視しリピーターを増やす。その戦略で功を奏しています。

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羽田から関空へ 沖止めで搭乗

さて、羽田空港。

スターフライヤーの搭乗ゲートはANA出発フロアから下に降りたバスラウンジになりそこからバスで沖止めされている飛行機に向かいました。

羽田伊丹線は優先搭乗で人がごった返していますが、羽田関西のスターフライヤー路線は優先搭乗も少なかったですね。とても静かな搭乗ゲートでした。

羽田バスラウンジ

 

スターフライヤー最大の特徴、そして魅力は『黒』に染められた機体、
『黒』で統一された機内、そう黒づくめになっていることです。

機体もそうですが、エンジン部のロゴも白をベースに洒落ています。

加えて、機体だけでなく同社の商品からホームページに至るまで黒と白を
ベースにし統一感を出しています。徹底的なこだわりですね。

SFJの機体

 

シートは黒の本革です。

床、前の手荷物入れの雑誌等の全ての色に配慮しています。

シートも高級感あり。

飛行機に乗っている間だけでも、自分があたかも会社の重役になっている感を味あわせてくれそうです。ほんと良いですよ。

SFJの機内

 

ヘッドレストは高さと左右の角度を調整できるので、自分の好みに仕上げる
ことができます。

私は左右を折り曲げ首を固定した状態にして眠る体制に持っていきました。

SFJのヘッドレスト

 

モニター左のUSBポートは、携帯電話・ノートパソコン等の充電として
使用できます。

コートや上着はシート右のフックに掛けられます。

機内エンターテインメントも20のチャンネルがあって楽しめると思います。

私はフライトマップにしていましたがフライトが短いのが勿体ないくらいの
充実ぶりです。

SFJ機内モニター

 

機内サービスとして提供されるコーヒーはタリーズで香り豊か。

コーヒーと一緒に提供されるビターチョコレートとの相性は抜群です。

その他に提供される飲み物はミネストローネ、アップルジュース、日本茶など。*路線によって変わって来ます。

スターフライヤー機内サービス

 

機内から見た上空。

機内から見た空

その他サービス

機内ドリンクはいつもタリーズコーヒーを選択するのですが他にもあります。

オニオンスープにミネストローネ。小腹が空いている時には良いでしょう。

SFJの機内サービス

 

すりおろしのアップルジュース。こだわってますねーいつもコーヒーを頼むので分からなかったですね。今度頼んでみようかな。いや、やっぱりコーヒーでしょうか。

SFJの機内ジュース

 

ポストカード、携帯の充電器まで。これは知らなかった。

ANAやJALは国内線だと充電できないですからね~ 便利です。

SFJのポストカード

 

機内販売も充実。キーホルダーをはじめタオルセット、スープセット、チョコサンド等。思わず手に取ってみたくなる商品ばかり。こういった商品も基本は黒と白のベースになっています。

SFJのキーホルダー

まとめ

機内シートは国内普通席で最高、サービスも良し、機内販売も充実。

顧客満足度8年連続No1は当然と言える結果かもしれません。

羽田福岡(北九州)を仕事で往復しているのであればスターフライヤーのマイレージに加入している人もいるかと思いますが、それ以外で搭乗する場合はANAからの予約がお勧めです。ANAから予約するとANAマイルプレミアムポイントが貯まります。

例えば、ANAの羽田福岡で26便運航、内スターフライヤー便(ANAとのコードシェア)は8便となっています。1~2時間おきにSFJ便が運航しています。

スターフライヤーはA320で150席ですから400席前後の他の機材(B772や789)に比べ席がすぐに埋まるので早めに予約をしたいですね。

尚、ANAから予約する場合、スターフライヤーだからと言って高い安いはありません。あくまでANA便として扱われます。

 

搭乗した感想は快適の一言で、シートピッチが長いこともそうですが、機内サービス、デザインを楽しめる、コーヒーが旨い、これは乗らない理由が見当たりません。

便数が少ないのが難点。羽田だと関空着になるのも考慮に入れる必要あり。福岡か関西に行く際は可能ならスターフライヤー運航便を選びたいですね。

尚、2020年10月25日から羽田空港のターミナルは全て第1に統一される点は注意してください。

 

国内線だとスターフライヤーがおすすめですが大手2社はどうでしょう。ANAとJALの違い。意外にあるんですよね~ 面白いです。

ANAとJALの違い
ANAとJALどっちがおすすめ? 国内線での違いを徹底比較してみた。

8 Comments

Bbnb

羽田福岡のプレミアムが40000円って高いのですね。庶民ならlccで海外行ける‥とか考えてしまいます。

返信する
のりさん

2018年度に入りプレミアムクラスは上がってきましたね。特に羽田福岡については高過ぎの印象です。

返信する
mm28

いつも楽しく拝見しています。
情報を参考にJGC,SFCを達成しました!
ありがとうございました

スターフライヤーは北九州〜釜山に一度しま搭乗した事がなかったのですが、10/25までにぜひ乗ってみたいです

ところで「2020年10月25日より羽田空港のターミナルは全て第1(ANA側)から第2(JAL側)に全て移動することになりました。」

この第1、第2は逆ですよね?

これからも色々な記事を楽しみにしています

返信する
のりさん

こんにちは。

コメントありがとうございます。
SFC,JGCおめでとうございます!

そうですね、間違えていました。ありがとうございます。

ステータス国際線で早く活かせるようになると良いですね!

返信する
のりさん

こんにちは。

コメントありがとうございます。
マイラーにとっては、そうですね、その旨、記載しています。

個人的にはスターフライヤー好きなので、ターミナル変わっても機会あれば使いたいと思ってます。

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