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JALのLCC『ZIPAIR』の勝算は?拠点は成田空港。2020年にバンコク、ソウル線に投入。

JALのZIPAIR

JALがLCC事業に参入へ。

2018年5月にJAL内で決定していた事案ですが、この度LCCのブランド名が発表になりました。

『ZIPAIR ジップエアー』

これだけ聞くと何のことか分かりませんが、私は先ずPCの『圧縮』を連想しました。実際は速い、色々な場所への移動、そんな意味があるようです。

2020年夏をめどに参入する予定です。はたしてJALの勝算は?

JALの新LCC ZIPAIR(ジップエアー)が2020年にバンコク、ソウル線で就航。今後は北米、ヨーロッパへも。

会社の概要

会社名は株式会社ZIPAIR TOKYO。

2018年5月にJALの100%出資で設立され、元々は株式会社ディーピーエルが社名だったのですが、ブランド決定伴い社名変更になりました。

事業はLCC(Low Cost Carrier)を主とし低価格にて飛行機の輸送業を行う会社です。

導入機材はボーイング787‐8型機。バニラエア、ピーチ、ジェットスターに代表される小型機のエアバスA320ではなく、中長距離用として使われている機材です。

ここにJALの戦略が見えますね。従来のLCCとは違った道(中長距離)で攻める、そんな感じです。機材は新規導入ではなく、先ずはJALで使われている機材を改修する予定です。

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社名の由来

ZIPとは?

  • 矢などが素早く飛ぶ様子を表した擬態語の『ZIP』から来た造語。
  • ZIP コード(郵便番号)からの連想で世界中さまざまな場所へ移動できる。
  • デジタルファイルのZIPを連想。計算しつくされた移動体験。

 

とのこと。

ZIPを検索すると先ず出てくるのが日本テレビ系列の朝番組ですが、こちらは速いではなく朝早い。人気番組と被るので、悪い印象はないですね(笑)

JALの戦略

機材はボーイング787‐8を使用します。新会社で調達するのではなく、現状JALが使っている機材をLCC用に改造し使っていきます。何れは独自での調達になるかもしれません。

従って、JALグループ機材の総数は変わりません。よりシートピッチが短いシートに改造するわけですから、JALグループ全体のシート供給量は上がることになります。

以下はJALの機材計画表です。787は中型機に該当。787は787‐9と787‐8がありますが、古いタイプの787‐8をLCC用に改造します。

 

ボーイング787‐8の飛行範囲は広く、北米、ヨーロッパ、オセアニアをカバーします。

 

日本のLCCは、中国、台湾、香港等のアジア近距離が多いですが、需要に応じ、世界中に飛行できる点は大きなメリットになります。

成田を本拠地にする予定。羽田発着枠の増便、また成田から羽田へ移管する路線が多くなることも予想される中で、成田が本拠地なのでJAL本体とのすみ分けができています。

2020夏にバンコク、ソウルへ就航予定

先ずは2機からスタート。

2020年の東京オリンピック前には就航させたい考えです。

この2機がどこに就航するか注目が集まっていましたが、発表になりました。

先ずはバンコク。

予想されていた路線です。飛行時間は約7時間。大手だけでなく、LCC便も多く競合が多い路線ですが、需要あり。

 

そして、ソウルの仁川。

仁川??なぜソウル??

ビックリした人も多いと思います。小型機を使用するなら違和感ないですが、中長距離用の機材を使用しての飛行時間が2時間の路線。

仁川はアシアナ航空、大韓航空、LCCが運航していますが、運賃をみるとかなり安い。安すぎると利益出るの?と心配したり。

まあ、ここは熟慮を重ねての決断だったと思います。

新会社とは言え、JAL内の機材を振り分けるわけですから、被らないようにしないとだめですし、また限られた機材を有効活用しないといけない。

失敗できないというのもありますね。就航後のガラガラでは印象が悪い。先ずは需要のある路線で様子見、ツアーなんかも組み合わせ席を埋めていくのでしょう。

JAL LCCのサービス

国際線とは言えLCCなので、JAL本体にあるようなサービスは期待できません。機内食は削っていくでしょうね。

ソウルなら機内食はなしでも余裕そうですが、バンコク、また北米、ヨーロッパになると必要になってくるので、長距離線は軽食(サンドウィッチ等、場合によっては2回)の用意、有料サービスのホットミールが出てきそう。

CAさんは航空法で決められた人数を配置する必要があり、機内食の準備が少なくなる分手が空くと予想されます。

JALと同様の機内販売はあるでしょうね。『ZIPAIR』独自の商品が出てくることを期待します。

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今後はヨーロッパ、北米へ

2020年は2機体制。その後、北米、ヨーロッパへ進出するとのこと。

記者会見ではハワイやグアムも考慮に入れるとのことですが、どうでしょう。ハワイはANAの巨大A380が就航しますし、LCCをぶつけるのはなさそう。

無難に西海岸のロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトルあたりかなと。

尚、長距離を飛行するには『ETOPS イートップス』が必要です。

ETOPSって?

民間旅客機の安全確保の一つのルール。エンジンが1基壊れても、一定の時間内に代替えの空港へ緊急着陸が可能なことを定めたもの。

 

ETOPSを取得できれば2021年は北米、ヨーロッパ等の長距離路線に進出する予定です。

JALの戦略

JALはボーイング787‐8の一部でプレミアムエコノミーを廃止、ビジネスクラスとエコノミーの2クラス制にすることを発表しています。

3クラス制を2クラス制へ。LCC事業との共通点がみえますね。

 

座席の供給を増やす。

 

限られた機材でどういった戦略を取って行くか、世界の需要はどこにある?様々な事情を考慮してのJAL決断です。

日本人だけを対象にしているのではなく、訪日外国人の需要も考慮していますが、今後はファーストクラスもなくなる?そんな日が来るかもしれません。

一部機材でのプレミアムエコノミーの廃止にはびっくりでした。

JAL搭乗口
JALプレミアムエコノミーが減少へ。仕様変更でエコノミー席が増える。影響は?

まとめ

日本発のLCCとしては初めて国際線専用のLCCが誕生しました。

2020年は先ずバンコク、ソウルへ。この2路線は様子見と言うこともあるでしょうね。先ずは運用する、そしてお客さんの反応を見る。

評判が広がっていく中で2021年に太平洋を渡る、そんなイメージでしょうか。とは言え。長距離LCCはちょっときつそうですし、無難に東南アジアで良いのでは?何て思ったり。

JAL本体とのすみわけが大事になってきますね。

さて、拠点は成田空港。成田空港のJALラウンジは使えるのか。バンコク、ソウルあたりまでなら大丈夫そうですが、その後増えてくると混雑しそう。新LCCが2クラス制になれば、上位クラスはサクララウンジが使えるかもしれません。

JALサクララウンジのカレーは空港によって違う。知ってました?

 

成田空港では搭乗手続きに顔認証が導入されます。2020年春からなので、ZIPAIR就航時も顔認証での手続きになるかもしれませんね。

成田空港の掲示板
成田空港の搭乗手続きが変わる!JALとANAが顔認証の導入へ。今後は羽田空港も?

4 Comments

kazz

ZIP AIRですか。ZがJになると、超ヤバイ(悪い意味で)言葉になってしまいますよね~。大丈夫かな?
それはともかく、クラス制はこれで良いんですかね? 中長距離LCCを設けるなら、JALがPY減らしてYを増やすのは、ZIPで増えるYと顧客ゾーンがかぶるんじゃないでしょうかね。それとも、PY減らした787は2020までのY席供給のつなぎで、ZIP就航前にCをPYに変えてPY&Y機材にするとか..。どちらにしても、JALのPYは減らして欲しくないですね。

返信する
のりさん

はい、JAL本体とかぶる気がします。PY減らすのもZIPとの関連が多いにありそうですが、どうなんでしょう。だいぶ方向転換してきましたよね。PYは残して欲しいですよね、、

返信する
パナ

サクララウンジが使えるのと預け荷物がどうなるのか?
また
私的にソウルに滞在はありえないのでソウル発券をするなら利用価値が上がると思います。

返信する
のりさん

はい、ソウル発券で上手くつなぐことができれば便利だと思います。あとまだ調整中の点は多いでしょうね~ 一度は乗ってみたい気がします。

返信する

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