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ANA国内線線運賃が2018年秋より大幅改定。
2018年7月1日より航空券の発売日が段階的に拡大していきます。
高い運賃に限り2018年9月3日予約分から355日前から購入可能(ダイヤ確定後に一斉販売)に変更なります。今までの旅割、特割に該当する運賃の販売期間は変わらずです。
⇒新たにANAマイレージクラブ会員用運賃の発売が決定。355日前から予約可能になりました。355日前から予約できる範囲が広がったのは朗報。但し、購入できる日は限られます。
運賃変更に伴い、特典航空券も大幅に変更になります。発売されているダイヤ期間は予約可能、前日まで予約・変更可能になります。
変更になる運賃体系はちょっと複雑ですが現時点で最も影響があるのは特典航空券の取り扱いでしょう。
2018年7月3日現在、2018年10月27日分までの国内線特典航空券を発券可能です。今後、段階的に広がっていきます。
目次
ANA国内線運賃の大幅改定 2018年7月1日搭乗分から 特典航空券は前日まで変更可能に
運賃体系の変更
今後は以下の3つの運賃体系になります。
リンクは以下で。
往復運賃、片道運賃がANA FLEXになります。運賃は空席状況に応じて変動することになります。特割はANA VALUEに、旅割はANA SUPER VALUEになります。ANA FLEXは2018年9月3日から355日前の9時30分から予約可能になります。ANA VALUE、ANA SUPER VALUEは今まで通り。
ANA SUPER VALUEの中に新たにANA SUPER VALUE EARLYの運賃が加えられました。355日前からダイヤ決定までに予約する必要があることです。
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予約・変更期間の変更
予約・変更可能なANA FLEX運賃が355日前から予約可能になります。
ANA VALUE、ANA SUPER VALUEはダイヤが決まってからの予約になります。
*ANA SUPER VALUE EARLYは355日前から可能。
355日前から購入できる運賃は以下の通り。
ANA FLEX、ANA SUPER VALUE EARLY、ビジネスきっぷ、株主優待割引、プレミアム運賃、介護割引き、プレミアム株主優待割引等
発売期間は以下の通り。
発売日 | 予約・購入が可能な期間 |
~2018年6月30日(土) | 2018年8月31日分まで |
2018年7月1日~ | 2018年9月1日~2018年10月27日分まで |
2018年8月28日~ | 2018年10月28日~2018年11月2日分まで |
2018年9月3日0時~ | 2018年11月3日~2019年8月23日分まで |
2018年9月3日9時30分~ | 2019年8月24日分 |
ANA SUPER VALUE EARLYの発売期間
ANA SUPER VALUE EARLYは355日前から運行ダイヤ決定まで発売されます。運行ダイヤは年2回、8月下旬、1月下旬にその後のスケジュールが決定しています。
現状のダイヤは以下の通り決定しています。
①3月下旬から10月下旬(1月下旬に決定)
②10月下旬から3月下旬(8月下旬に決定)
従って、今回の新運賃は新ダイヤが決定するまで355日前までからダイヤ未決定分までの運賃が予約可能になります。
例えば2018年11月15日に2019年4月、9月の運賃とか。
ちょっと発売期間は分かりづらいですね。
尚、55日前までは取消手数料無料なのでとりあえずの予約もありでしょう。
そしてスケジュールが発表になりました。
発売日 | 予約・購入が可能な期間 |
2018年9月3日0時~ | 2019年3月31日~2019年8月23日分まで |
2018年9月3日9時30分~ | 2019年8月24日分 |
プレミアム運賃について
中でもプレミアム運賃、プレミアム株主優待運賃が355日前から抑えられるのでSFC修行する場合に旅程を入れやすくなります。有効期間は1年、予約変更可能です。高くなるか、安くなるかは実際に運賃が出てこないと分かりませんが、そこまで変わらないのではと個人的に思います。
ANAプレミアムクラスを用いたSFC修行についてはこちらを参考にして下さい。
2018年ANA SFC修行 国内線プレミアムクラスをおすすめする理由
今後は法人向け等より高い運賃を優遇するという訳ですね。年末年始やゴールデンウィークと言った繁忙期についてはANA FLEXで多くが売れることも予想されバリュー価格での購入は今までより難しくなりそうです。
航空券の有効期間の変更
購入日から90日だったものが1年に変更になります。
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特典航空券の取り扱いの変更
現状、搭乗2か月前の9時30分までの予約だったのがダイヤ期間一斉販売で予約可能となります。
そしてスケジュールが発表になりました。
2018年7月3日現在、2018年10月27日分までの国内線特典航空券を発券可能です。今までは2ヵ月前までの発券だったので範囲が広がりました。今後は段階的に広がり2018年8月28日からは355日前までの発券が可能になります。
発売日 | 予約・購入が可能な期間 |
~2018年6月30日(土) | 2018年8月31日分まで |
2018年7月1日~ | 2018年9月1日~2018年10月27日分まで |
2018年8月28日~ | 2018年10月28日~2018年9月30日分まで |
予約・変更は搭乗日前日までと非常に柔軟に変更になります。
有効期間は1年間。搭乗日当日の前便への振り替えは不可となり改悪となっています。大分変りますね。
有効期間は90日から1年へ。
2区間での必要マイル数は1区間用の必要マイル数に変更になります。
まとめ
2018年7月1日予約分からANA国内線の予約・購入範囲が広がりました。
今回の改訂をまとめるとこんな感じです。
今まで高い運賃で購入していた人(法人等で)・・355日前から可能と改善。
旅割、特割を主に利用してきた人・・繁忙期で取りづらくなる。
⇒355日前からダイヤ決定までは予約可能。
特典航空券・・ダイヤが決まっている期間で前日まで予約可能へ。2区間の場合は1区間での必要マイル数に変更、地方からの乗り継ぎの場合は改善。
当初は355日前から購入できるのは高い運賃の設定だけでしたが、使い辛いとの声が届いたのでしょうか、ANAマイレージクラブ会員用に355日前からの予約が可能になりました。
一方、特典航空券はダイヤ一斉期間での予約可能、前日まで変更可能とより柔軟になり使いやすくなりました。当日前便への振り替えが不可になった点は改悪です。
と以上になりますが特典航空券の改定は大きいですね。
個人的には柔軟になった分、使いやすくなりますが、特典航空券は枠が限られているので取りづらくなる気がします。より高い運賃での購入者を優遇するという形ですがどのように影響が出るかは実際の運用を待ってと言うことになります。
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