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新型コロナで航空業界は大きな痛手を負っています。
国内線は回復基調にありますが国際線は見通しが立っていません。ビジネス往来でのフライトは継続していますが、旅行者を乗せた従来のフライトはまだまだ先か。国によっては2021年に入り渡航が可能になるかもしれませんが、限定的になりそう。
そんな中、日本の大手航空会社2社に目を向けると、積極的に新規路線を開設してきたANAの戦略が裏目となり、JAL以上に負債を増やしていたANAは大きな構造改革が迫られています。
今が一番辛い時期。何とか乗り切って欲しいと思っています。
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ANAは今後どうなる?ANAマイルでピーチ発券可?共同運行開始?
ANAは2020年度の赤字が5,000億規模になる見通しです。
国内線は復調傾向も国際線は殆ど動いておらず、赤字は仕方ない部分がありますが、どう乗り切るか。金融機関からの借り入れ+ANA社内の構造改革が迫られています。
先ず、発表になったのが人件費。30%の人件費カット、賞与ゼロ、そして希望退職の募集。人件費に手を付けるので、次に何が来るかと思っていたら、機材の削減、路線の見直しを発表がありました。先が見えず今が一番苦しい時期ですが、航空ファンとしては乗り続けることが応援につながるので、今後も利用していきたいと思います。
そして、子会社であるピーチとの連携強化。果たして、実現するのでしょうか。
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ANAマイルを使ってピーチ搭乗
ANAマイルを使ってピーチ搭乗が可能になる案が出てきました。
これは早期に実現するでしょう。
ピーチとバニラエアが統合する前、ANAマイルでバニラエア便は発券可能でした。
成田札幌、成田奄美大島、成田石垣、成田台北、福岡台北、成田高雄等。
のりさん
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ANAとピーチのコードシェア
ANAとピーチのコードシェア(共同運航)の可能性があると報道がありました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/acb708c257acedc40f58feb5facf590f908e3a34
ピーチ運行路線でANA便扱いへ。路線見直しとなり経費が削減できると言う訳です。
現在、ANAはスターフライヤーとコードシェアをしており、何の問題もなく上手くいっているように見えます。
その理由としては、スターフライヤーのシートは快適。サービスが良い点があります。逆にスターフライヤーに乗りたいくらい。

一方、ピーチはLCC。ANAと比較すると、足元は狭く、サービスも最小限となり、ANA搭乗に期待していた人にとっては残念な結果になりそうです。
バニラエア機をANA仕様に改造したエアバスA320に一度搭乗しました。足元は狭く、快適さはやはり全然違いましたね。



と、利用者にとってみればあって欲しくない改革になりますが、そうは言ってられない現状あります。ANAの負担を減らし立て直していくためにはやらなければならないタスクのように思えます。
まとめ
ANAの現状は待ったなしに見えます。今後もあっと驚く改革案が出るかもしれません。
航空ファンとしては、利用し続けることが応援につながります。何とか頑張って欲しいところです。
利用者としては、ANAマイレージの改悪も気になります。貯めすぎず、どんどん使っていくことが必要かもしれません。とは言え、国際線の見通しは立たず、実際は難しい。そんな感じです。
積極的に路線拡大したANAの戦略が裏目となっています。こればっかりは分からないですからね。今後どう立て直していくかが大事です。
国内線はANAもJALも復調傾向。国際線での戦略の違いに見られるように、国内線も色々と違いあり。どっちが自分に合っているかを計る基準は多いですよ。



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