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ラタム航空がワンワールドから撤退へ! ビジネスクラスを体験しての感想。

ラタム航空がワンワールドから撤退することになりました。

ラタム航空は2012年にチリのラン航空とブラジルのTAM航空が合併した南米最大の航空会社です。

スカイトラックス社による2016年の『ワールド・エアライン・アワード』で、南米においてベスト・エアライン賞を受賞。本社はチリ・サンティアゴ。

最近のワンワールドは良いニュースがありませんでしたが、撤退はさらに悲しいニュース。ワンワールド世界一周等で南米を計画していた人にとっては痛い撤退となりそうです。

ラタム航空がワンワールドから撤退へ!2020年10月1日から。

ラタム航空が2020年9月をもってワンワールドから撤退することになりました。

デルタ航空によるラタム航空への出資、支援がワンワールド撤退の経緯です。

ワンワールドから撤退するには、12ヵ月前の通知が必要なこともあり、ワンワールド内での手続きが終わった9月30日より1年後の2020年10月1日が撤退日となります。

https://onemileatatime.com/latam-leaving-oneworld/

 

ラタム航空は南米での路線を網羅しています。イースター島に就航していることでも有名です。

 

南米に行かないから大丈夫?ではなく、ワンワールドから一つの航空会社が脱退するだけでも大きなニュース。他の航空会社への影響もありますし。

2019年11月現在のワンワールド加盟航空会社は以下の通り。

  • アメリンカン航空
  • キャセイパシフィック航空
  • ブリティッシュエアウェイズ
  • カンタス航空
  • フィンエアー
  • イベリア航空
  • ラタム航空
  • ロイヤル・ヨルダン航空
  • 日本航空(JAL)
  • マレーシア航空
  • S7航空
  • カタール航空

 

2020年10月をもってラタム航空が脱退、12社になります。

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ラタム航空を発券した経緯

2016年、シドニーからのオークランド線でラタム航空を発券しました。ラタム航空の以遠権路線です。

ブリティッシュエアウェイズ(BA)のAviosで発券。BAはワンワールド加盟なので、同じ加盟エアラインの特典航空券の発券が可能です。

行きはカンタス航空、帰りはラタム航空で発券しました。

エコノミーで1万Avios、ビジネスクラスで2万Aviosなのですが、恐らく今後搭乗することがない路線だからとビジネスクラスを体験することにしました。

シドニーとオークランド間で最新のボーイング787-9が運航していたので、乗ってみたかったのもあります。

ボーイング787はANAが初期開発も加わっているボーイングの最新機種で、主に国際線の中距離線で世界中を飛び回っている飛行機です。

ただ同じ機種でも航空会社によって仕様が違います。例えばANAのビジネスクラスだとスタッガード式になりますが、ラタム航空はフルフラットですが旧式のノーマルなシート設計になっています。

ラタム航空はこの787-9を2015年に導入を決めてロサンゼルス線、ニューヨーク線、イースター島線、マドリード線、フランクフルト線、オークランド線、シドニー線に投入しています。

ラタム航空(LATAM) B787-9 ビジネスクラス搭乗記

さて、当日。

ほぼ時間通りに乗り込むことができました。

ラン航空ボーイング787-9

 

シートは2-2-2の5列で計30シートになります。

前から見ると普通のシートって感じがして、ビジネスクラスの華やかさは
ありません。シンプルさをコンセプトにしているのかもしれないです。

ラン航空の機内

 

横から見るとシートピッチ(足元)はこんな感じになります。

ビジネスクラスで主流になっているプライベート感(個室感)はありませんが、お隣さん同士で話ができるというか、それを旅の一つにしている印象を受けました。

ラタム航空シートピッチ

 

ANAのボーイング787-9は1-2-1のジグザグシートで全体として圧迫感があります。一方で個室感が半端ないのでどちらが良いかは好みでしょうね。

ANAビジネスクラスの比較。新シートRoom(ルーム)は路線拡大中!

 

後ろからだとこんな感じに。

シンプルな作りになっていますが、それでいて豪華さを持ち合わせています。あと窓際に座っていてもこれだけ足元にゆとりがあるので、お手洗いで席を立つ際も、お隣さんに迷惑をかける心配はありません。

ラタム航空のシート

 

通常座っている状態だと前の棚に足は届かないくらいのゆとりがあります。

ラタム航空の足元

 

USBポートや電源もちゃんとついています。

ひじ掛けも飲み物なんかを置けるテーブルになっており、リクライニングの設定ができるようになっています。

ラタム航空の機内設備

 

あと、離陸前の演出は素敵でした。

なんと照明が変わるんです!

レッドからブルーそしてパープルへ。どこかの街に踊りに来た雰囲気がありました。日系エアラインだとこういう演出は先ずないでしょうね、国民性と言うか、企業風土なのかはわかりませんが、私は結構こういう演出は好きですね。

ラン航空の機内照明

ラン航空の色んな機内照明

 

ウェルカムドリンクはシャンパンを。

ビジネスクラスでウェルカムシャンパン

 

そして、飛び立ちました。シドニーから約3時間のフライトの始まりです。

上空から見たシドニー空港周辺

 

食前に白ワインをいただきました。

テイスティングして決めますがワインには詳しくないので一口目で味見をしたこちらで。マイカス・デル・リマリ  チリ産のワインです。

ラン航空の白ワイン

 

上空3万フィートでお決まりのポーズ。

機内でワインを持って撮影

 

ランチはこちら。

メニューはサンドウィッチの1種類のみでした。3時間のフライトですし、
十分でしょう。

サラダもオリーブオイルのパンチの効いたドレッシングが絶妙でしたし、これってチリの味?と思うくらい、普通と言うか日本人に合うテイストでした。

ラン航空の機内食

 

お酒をたしなんだり食事を済ませると残りフライトは1時間半ほど。

横になって読書をしたり、音楽を聞いてのんびり過ごしました。

ビジネスクラスでゆっくり過ごす

 

ラタム航空のボーイング787は、このようにフルフラットシートになります。

ラン航空でフルフラットシート

 

時間はあっという間に過ぎていきました。

ニュージーランド上空はのどかな光景が広がっていました。

上空から見たニュージーランド

 

そしてオークランドへフライトする以遠権の路線になっています。

空港で見たエミレーツA380

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まとめ

感想としてはとても良かった!につきます。

遅延が多い航空会社と聞いていましたが、遅延はなく、サービスはフレンドリーですし、機内演出も最高、とても楽しむことができました。

南米の航空会社と言うことで中々搭乗する機会はありませんが、いつかまたどこかで出会える(最後の様な雰囲気ですね)ことを楽しみにしています。

 

さて、ラタム航空のワンワールドの撤退。

ワンワールドは最近良い話を聞かないですね~

カタール航空の脱退の噂、マレーシア航空の身売り、そして地元香港でごたごたしているキャセイパシフィック航空。

 

ラタム航空は南米の航空会社なのでフライトへの影響を受ける人は少なさそうですが、ワンワールド頑張って欲しい!と言うのが正直なところです。

 

ワンワールドのステータスは3つ。ルビー、サファイア、エメラルド。特典は以下にまとめているので参考にしてください。

ワンワールドのサファイア、エメラルド、ルビーの特典、メリットまとめ。どうやったらなれる?

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