しーずざでい  SFC修行とかマイルとか

マイル、飛行機、ホテル、旅行を楽しくレポートするブログ

オーバーブッキングでマイルを狙う

f:id:norikun2016:20160319105408j:plain

昨日羽田⇒伊丹線で搭乗開始を待っている時、このようなアナウンスが流れました。
『只今、満席となっております。座席の不足が予想されますので、席をお譲りして頂けるお客様には1万円か7500マイルを差し上げますので、ご検討をお願いします』こんな感じでした。私は他の人を押しのけて搭乗カウンターに向かいました。

私『プレミアムの席なんですけど、次の便でプレミアムに座れる場合は譲りますよ』
地上係員『ありがとうございます。でも次の便でプレミアムは空いていないです』
私『そうですか、分かりました』
プレミアムから普通になってマイルをもらっても得したことになりません。話のネタにとも思いましたが、そうすると昨日書いた搭乗記もないことになります。

席を譲って1万円を貰えることは以前にアナウンスを聞いたことがあり知っていましたが、7500マイルは初耳です。*1
『マイル』と言う言葉に敏感になっている証拠でしょう。7500マイルの見返りは、代替えに乗ること、今回のケースでは次の便まで1時間待つだけなのです。(仕事だと厳しいですが今回は休暇なので)つまり、時給7500マイルになります。これはお得な話です。
そこで、このお得なオーバーブッキングはどうすれば遭遇することができるのか、考えてみたいと思います。まずは、言葉の定義から。

オーバーブッキングについて

オーバーブッキングとは

定員割れを防ぐために実際の座席数より多くの予約を取ること。キャンセル率を考慮して結果満席になるようにしています。法律的に違反ではなく、航空会社の利益を確保するために認められています。

キャンセルを見越して予約を多くとると言うことですね。どれだけ多くとるかは季節とか平日、休日とか時間帯とか色んな事情を考慮すると言うことだと思います。
昨日のケースで言えば、3連休の初日、土曜、例年より暖かい、思ったより天候がよくキャンセルが少なかった、こんな感じでしょうか。実際は分かりませんが。
そうした際に金銭・マイルで補償をする制度をフレックストラベラー制度と言います。

次に、実際どのくらい不足は起きているのかを調べてみました。国土交通省が公開している『フレックストラベラー制度に関する資料』を基に作成してみました。最新だとH27.7~9の3ヶ月での数字です。月に1,100件ほど不足が発生し900件は補償で穴埋め出来ているということが分かります。

f:id:norikun2016:20160319212303p:plain

数年前にANAは1日1000便なんて言われていましたから(今はもう少し増えていると思いますが)そう仮定すると月に換算で30,000便。不足が1,100件ですから、アナウンスを聞く割合は全体の3.7%。(1便で複数の不足は考慮していません。)低い様にも思えますが、ANAの路線別搭乗データを見ると搭乗数の多い路線の搭乗率で大体70%代、80%代(少ないですが)であり、通常のフライトではオーバーブッキングは生じない計算になります。言い換えれば混むフライトを狙って行けば遭遇する割合は高くなる、と言うことです。普通は空いている方が良いですが。

オーバーブッキングを狙う

普通に乗る予定だった便で協力のアナウンスが流れることがベストですから、その場合において予め注意できることを纏めてみました。
先ず、オーバーブッキングが生じる便とはどんな便でしょうか。
今回のような連休時、週末、学生の長期休みの時、時間帯が良いとき(朝9~11時とか夜18~20時とか )等に限られると思います。その限られた時にフライトを予約すれば遭遇する可能性も高いと思われます。然しながら、オーバーブッキングでマイルを貰っても次の便が数時間後と言うのは高い犠牲を払ってしまいます。
そこで、次の便に時間をずらしてもそれほど影響が無い路線を参考までにピックアップしました。全て羽田からで千歳、福岡、那覇、伊丹になります。もちろん関西発とか他にありますが、今回は羽田発に限って考えてみます。ある日曜日に羽田発福岡の昼の便でこれだけあります。

f:id:norikun2016:20160319215400p:plain

その日に乗る予定だったフライトを可能であれば時間等を少し変えるだけで、7500マイルをゲットする確率を増やせることができると思いますし、代替えの時間を前もって知っていれば、犠牲を払わず対応することができるかと思います。

対策を纏めてみました

時間に余裕のある時にオーバーブッキングを考えたフライトにする。
スケジュールが厳しい場合、遭遇しても協力の立候補はできません。余裕がある場合において繁忙時間帯を考慮に入れたフライトにします。フライトは込むかもしれませんが、マイル獲得を優先させたいと思います。アナウンスは無くて当然と思えばサプライズが飛んでくるかもしれません。
少し早目に搭乗口に行く。
オーバーブッキングのアナウンスは搭乗口近辺にしか流れていませんでした。他の搭乗口には関係ありませんからね。カウンター付近に居るのがベストです。また、オーバーブッキングを狙っている強者も居るかと思いますので我先に名乗り出ましょう。実際少しざわざわしていましたね。
③直近で予約を入れる際、時間に余裕のある時は満席近い便を選ぶ。
予約の状況は変わっていきますが、前日の予約で込んでいる便を選択すれば少しは出会う確率が増えるかもしれません。そんなに変わらないかもしれませんが、マイルをゲットするためです。

フレックスパートナーに登録しておく。
お金ではなくマイルを選択する場合、登録しておく必要があります。当日でも大丈夫かとも思いますが。リンクの一番下から登録が可能になります。

フレックストラベラー制度のご案内|空港・機内で[国内線]|ANA

 

さいごに

オーバーブッキングは時間的余裕がある時に遭遇すると言うことがベストです。その際に、予め出来るであろうことを纏めてみました。航空会社も繁忙期(繁忙時間帯)の売上確保は重要な課題ですから、このシステムは無くなることはないかと思います。国際線だと便数が少ないので時間的に厳しくなりそうですが、国内線で1時間ずらす程度だと体験しても良いかなと思います。何と言っても時給7500マイル。次に遭遇した際は、我先に立候補してマイルをゲットしたいものです。

 

関連記事

 

 

*1:翌日以降の振り替えだと20,000円または15,000マイルとなります。