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飛行機のノーズに隠されたもの

ANA機体整備工場の見学。
この日は10人くらいの一般参加と中学生の団体が来ていました。
それぞれ分かれて見学を行いました。
尚、写真の掲載は事前の確認が必要であり、確認を取った上で載せています。
前回の記事はこちらから。

 

ANA整備工場には、第1格納庫と第2格納庫があります。
先ずは、第1格納庫へ。7機収容するスペースがあります。
広々とした場内の右側に一機。
ついさっきまで一機整備してた、と担当者がしきりに言っていました。
何が見れるか、整備している機体があるかはその時によって大分違ってきますね。

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残っていた一機も整備と言うよりは点検をしていました。

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巨大足場です。これで飛行機を挟んで作業することになります。

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東京ドーム2個分のスペースとのことです。整備していないので整備員さんの数も少なかったです。

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次は第二格納庫へ。3機収容するスペースがあります。
整備中のB787-8を見ることができました。
整備には以下の4種類の整備があり、C整備中のB787-8です。

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B787について。
2011年10月、ANAが787として世界初の商業運航を行いました。2016年2月現在44機を運行中。ボーイング最新機種はB787-9となり国内線仕様だと787-8に比べ60席多くなっています。787-9型には787のロゴがありませんので、ロゴがある機体は787-8となります。また主翼部分を始め機体の35%の製造を日本のメーカーが担当しています。

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ANA HPより。

また、787から炭素繊維が全面的に使われているようです。4分の1の重さで10倍以上の強度。この繊維が甲羅部分になるとは驚きです。

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ウィキペディアより


787のロゴがあります。両側を足場で固めて整備をしていました。

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上が乗客用、扉が開いている下の部分が貨物用です。ここだけで23トンの貨物が収容できます。

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ちなみにB787-8の貨物はこのようになっています。(ANA HPより)
一機最大44トン収容できます。

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タイヤの数々です。空気ではなく窒素ガスを入れてあります。軽い、燃えにくい、漏れにくい、特徴を生かしています。自動車用で窒素ガスを入れたタイヤもありますが、通常より高くなっています。

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B787のエンジンは、ロールスロイス製とGE製がありANAロールスロイスJALはGE製を選択しています。一つに統一したほうが管理面で良いかと思いますが、複雑な事情が絡まっているのでしょうね。
ロールスロイス製は右回り、GE製は左回りに回転するとのことです。

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お約束です。私と比べてもエンジンがいかに大きいか分かります。

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最後に。ノーズの部分が取れていました。

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真ん中の薄茶色の丸いもの。気象レーダーです。前方から電波を飛ばして雲の中の雨・氷の粒の電波を受信して操縦席の画面に表示します。この電波によって雷を避けて飛ぶことができると言うことです。600キロ先まで感知できる装置だそうです。(従来の2倍)

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お土産をもらいました。

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ANA機体整備工場の見学はこちらから。結構先まで予約が埋まっていますね。
何が見れるかはタイミングだと思いますが、一見の価値十分にあると思います。

機体工場見学│企業情報│ANA

 

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さいごに

普段何気なく乗っている飛行機ですが、裏方を見れてとても貴重でした。
整備員さん一人一人の技術とそれを束ねる組織の力があってこその一回の飛行だと思います。とても有意義に過ごせました。ありがとうございました。