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エミレーツ航空 中国戦略とビジネスクラス

エミレーツ航空

アラブ首長国連邦UAE)のドバイをベースに1985年に2機の飛行機(ボーイング737エアバスA300)で就航を開始した。当初は中古のボーイング747などで中東域内とヨーロッパ路線を運航していたが、その後世界最大の旅客機エアバスA380等の新型機の積極的な導入と新規路線の開設を進めた。

  • 2001年、2002年:エアライン・オブ・ザ・イヤー第1位
  • 2003年、2004年:エアライン・オブ・ザ・イヤー第2位
  • 2013年:エアライン・オブ・ザ・イヤー第1位

ウィキペディアより

500人が乗り込める2階建て大型機エアバスA380に一度は乗ってみたい、と言う思いから評判が高いエミレーツ航空のフライトを調べてみました。A380は35以上の都市に運行していますが、ただ1都市のみ乗り継ぎで運行していることが分かりました。中国客取込みとその恩恵について。

 

 

中国(香港)客の取込み

香港⇒ドバイの直行便だと7時間。直行とは別に、タイ(バンコクスワンナプーム国際空港)で乗継をし、香港⇒タイ(3時間弱)タイ⇒ドバイ(6時間)便を運行しています。ドバイ⇒サンフランシスコ(直行で16時間!)と言う便もありますから、この短い時間での乗継は戦略的だと言うことが分かります。

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大型機ゆえこの距離なら直行した方が効率が良いのは確かですが、理由としては、やはり中国(香港)からタイへの運行需要が大きいと言うことでしょうか。去年のタイの観光客数です。中国が全体の27%を占めています。

タイのゴープガーン観光相は6日、2016年に同国を訪れる外国人観光客は過去最多になるとの見通しを示した。昨年は、約3000万人の訪問があった。

観光は同国国内総生産GDP)の約10%を占め、数少ない明るい部分となっている。

ゴープガーン観光相は、目標でなく推定としたうえで、今年は外国人観光客が3200万人に増加し、前年の2988万人を7%超上回るだろうと述べた。

昨年最も訪問が多かったのは中国からの観光客で、約800万人。次いでマレーシアの300万人超、日本が140万人だった。

中央銀行は、政府の景気刺激策と観光に支えられ、今年の経済成長率が3.5%になるとの見通しを示している。

ロイターより

ドバイを本拠地にしているエミレーツは次の便への対応もあり、元々は香港⇔ドバイ 直行だったのではと推測しますが、ニーズ(大勢の中国観光客移動)に応えバンコク乗継を加えたのではと思います。中国系航空会社もどんどんエアバス等の投資をして競争は激化する一方ですし原油安の影響で近隣国の人足の減少が予想される、こういった中で、大型機の乗継は非効率かもしれませんが、増えてくるのではと思います。

 

乗継線から受ける恩恵

例えば、タイに旅行したい、と言う時、先ず香港に行ってエミレーツに乗換えタイに向かうことで恩恵を受けられます。その恩恵とは、香港⇔タイ路線のエミレーツビジネス往復52,910円!(普通便は30,000円ほど)です。香港⇔ドバイのビジネスクラス往復が30万円を超えますから、如何に乗継便がお徳かが分かります。香港⇔タイのエミレーツ路線を固定し、前後で色々な乗り方ができるのでは、と思います。

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香港⇒タイは3時間のフライトと短時間でありビジネスクラスでゆっくりすることは出来ませんが、一度は乗ってみたい、そんなフライトではないでしょうか。ファーストクラスも同路線だと往復14万円ほどになっています。ちなみに、ビジネスはこんなことも出来ますね。大型機ゆえ広いです。

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エミレーツHPより。

 

補足ですが、エミレーツ航空JALとマイル提携しています。

JALマイレージバンク - エミレーツ航空

 

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